日帰りでも。一人でも。“わたしのリセット旅-「箱根」エリア別ガイド-”

日帰りでも。一人でも。“わたしのリセット旅-「箱根」エリア別ガイド-”

「箱根」は、首都圏からアクセス抜群の温泉観光地。でも、一口に”箱根”といっても、場所それぞれで景色も雰囲気も異なり、名所も観光スポットも様々です。各エリアの特徴を掴んでから訪れれば、日帰りでも、一人でも、より快適で印象深い旅になります。今記事では、エリア毎の温泉や特徴、観光スポットを中心に「箱根」全体を案内します。 2018年04月10日作成

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード:
旅行
温泉
箱根
日帰り旅行
一人旅
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芦ノ湖と富士山の絶景。杉木立が続く旧街道の情景。
日帰りでも。一人でも。“わたしのリセット旅-「箱根」エリア別ガイド-”

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湖面を滑る海賊船。空中散歩のロープウェイ。
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ススキ野の仙石原。噴煙立ち上る大涌谷。
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風情ある温泉宿。クラシカルな老舗ホテル。
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寄木細工、黒たまご。箱根まんじゅう…

首都圏からアクセス抜群の温泉観光地「箱根」


「箱根」は、首都圏から近い、全国屈指の人気温泉観光地です。

けれども、一口に“箱根”と言っても、その名から想起されるイメージや印象は、人それぞれです。
「箱根」は、奥が深く、エリア毎で雰囲気も景色も大きく異なります。また、観光スポットも名所も数多く、一筋縄ではいかない多彩さがあります。「箱根」の場合は、何を旅に望むのかによって、訪れる先(エリア)が変わってきます。
【箱根湯元「菊川」の「箱根まんじゅう」】

出典: (@othree)

【箱根湯元「菊川」の「箱根まんじゅう」】

「箱根」のエリアの特徴を大まかに掴んでおくと、箱根がぐっと楽しくなります。今記事では先に、箱根の概要を述べた後に、エリア毎の特徴を紹介します。


本記事の目次

◆本記事の目次◆

1.多彩な「箱根」総合ガイド
1-1.温泉と街道によって開かれた別天地 “箱根”
1-2.箱根の温泉は、バラエティ豊か。
1-3.箱根の楽しみ方は、色とりどり。
1-4.日帰り・一泊で「箱根」を楽しむのなら、エリアを絞って。
1-5.豊かな自然を満喫。「箱根」でハイキング。
1-6.エリアの特徴を知って、さあ「箱根」へ出掛けましょう。

2.多彩な旅が楽しめる「箱根」エリア別ガイド

2-1.”気楽に温泉”を楽しんで。箱根湯本・塔ノ沢・大平台
2-2.散策中心にゆったりと。宮ノ下・小涌谷・二ノ平
2-3.リゾート気分で思いのままに。強羅 
2-4.箱根の大自然を満喫。仙石原・大涌谷
2-5.湖畔の景色を楽みながら。芦ノ湖・元箱根
2-6.古き時代に思いを馳せて。旧街道・畑宿

3.アクセス抜群!の箱根旅。首都圏・横浜方面から箱根湯本へ。
◇首都圏からの所要時間  ◇乗換なしの長距離バスも便利  ◇箱根を周るのなら、フリーパスが断然お得。◇アクセスInformation

◆旅のおわりに
◆旅のInformation

【画像は、箱根ガラスの森美術館】

出典:

◆本記事の目次◆

1.多彩な「箱根」総合ガイド
1-1.温泉と街道によって開かれた別天地 “箱根”
1-2.箱根の温泉は、バラエティ豊か。
1-3.箱根の楽しみ方は、色とりどり。
1-4.日帰り・一泊で「箱根」を楽しむのなら、エリアを絞って。
1-5.豊かな自然を満喫。「箱根」でハイキング。
1-6.エリアの特徴を知って、さあ「箱根」へ出掛けましょう。

2.多彩な旅が楽しめる「箱根」エリア別ガイド

2-1.”気楽に温泉”を楽しんで。箱根湯本・塔ノ沢・大平台
2-2.散策中心にゆったりと。宮ノ下・小涌谷・二ノ平
2-3.リゾート気分で思いのままに。強羅 
2-4.箱根の大自然を満喫。仙石原・大涌谷
2-5.湖畔の景色を楽みながら。芦ノ湖・元箱根
2-6.古き時代に思いを馳せて。旧街道・畑宿

3.アクセス抜群!の箱根旅。首都圏・横浜方面から箱根湯本へ。
◇首都圏からの所要時間 ◇乗換なしの長距離バスも便利 ◇箱根を周るのなら、フリーパスが断然お得。◇アクセスInformation

◆旅のおわりに
◆旅のInformation

【画像は、箱根ガラスの森美術館】


1.多彩な「箱根」総合ガイド

日帰りでも。一人でも。“わたしのリセット旅-「箱根」エリア別ガイド-”

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1-1.温泉と街道によって開かれた別天地 “箱根”

「箱根」は、箱根火山が数十万年という長い年月をかけて生まれた地。
火山はカルデラを形成するだけでなく、当地に素晴らしい“温泉”という恵みをもたらしました。【大涌谷】

出典:

「箱根」は、箱根火山が数十万年という長い年月をかけて生まれた地。
火山はカルデラを形成するだけでなく、当地に素晴らしい“温泉”という恵みをもたらしました。【大涌谷】

「箱根」の発展の歴史は、温泉場と交通の進展と軌を一にします。
箱根で初めて温泉が発見されたのは、奈良期のこと*1。その後、秀吉の小田原征伐の際に長期滞陣した武士らが温泉に浸かったことから、箱根の湯が広く知られるようになりました。

【*1修験道の僧・泰澄(たいちょう)の弟子・釈浄定坊が、湯本で「惣湯」を発見した。画像は、秀吉が将兵を労うために設営した岩風呂と伝わる「太閤石風呂(宮ノ下)」】

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「箱根」の発展の歴史は、温泉場と交通の進展と軌を一にします。
箱根で初めて温泉が発見されたのは、奈良期のこと*1。その後、秀吉の小田原征伐の際に長期滞陣した武士らが温泉に浸かったことから、箱根の湯が広く知られるようになりました。

【*1修験道の僧・泰澄(たいちょう)の弟子・釈浄定坊が、湯本で「惣湯」を発見した。画像は、秀吉が将兵を労うために設営した岩風呂と伝わる「太閤石風呂(宮ノ下)」】

江戸期に入ると、五街道の一つ「東海道」*2沿いの温泉場として繁栄した「箱根」は、近代の明治期以降、道路や鉄道、発電所といったインフラ、ホテル等の大型宿泊施設や観光施設が次々と整備され、一大保養地、観光地として大きく発展しました。その人気は、衰えることなく現在へと引き継がれ、毎年国内外から多くの観光客が当地へと足を運んでいます。

【*2:箱根は、古来「東海道」の要衝。東海や関東を本拠とする戦国武らにとって、また江戸幕府にとっても、箱根峠と足柄峠は、防衛する上で重要で、特に“箱根峠”は、要の場所だった。画像は、箱根登山鉄道(画像は、塔ノ沢駅と出山信号場間にある「出山の鉄橋(早川橋梁)。」】

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江戸期に入ると、五街道の一つ「東海道」*2沿いの温泉場として繁栄した「箱根」は、近代の明治期以降、道路や鉄道、発電所といったインフラ、ホテル等の大型宿泊施設や観光施設が次々と整備され、一大保養地、観光地として大きく発展しました。その人気は、衰えることなく現在へと引き継がれ、毎年国内外から多くの観光客が当地へと足を運んでいます。

【*2:箱根は、古来「東海道」の要衝。東海や関東を本拠とする戦国武らにとって、また江戸幕府にとっても、箱根峠と足柄峠は、防衛する上で重要で、特に“箱根峠”は、要の場所だった。画像は、箱根登山鉄道(画像は、塔ノ沢駅と出山信号場間にある「出山の鉄橋(早川橋梁)。」】


1-2.箱根の温泉は、バラエティ豊か。

「箱根温泉」は、“箱根七湯”*3と呼ばれ、江戸期には、泉質・効能の素晴らしさから、名高い温泉場でした。

保養地として本格的に開かれた近代以降には、新たな温泉開発や交通整備が進み、既に開かれていた八湯に加え、さらに九湯の温泉場が加わり、“箱根十七湯”となり、現在は、早雲山、大涌谷、湖尻の三湯も加わり、現在の箱根には二十もの温泉場があります。

【*3:箱根七湯は、湯本、塔之沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯。姥子の湯を含めて“箱根八湯”とも呼ばれていた。
 *4大平台、小涌谷、二ノ平、強羅、宮城野、仙石原、湯ノ花沢、芦ノ湖、蛸川の九湯。
(画像は、宮ノ下「エクシブ箱根離宮」の温泉。)】

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「箱根温泉」は、“箱根七湯”*3と呼ばれ、江戸期には、泉質・効能の素晴らしさから、名高い温泉場でした。

保養地として本格的に開かれた近代以降には、新たな温泉開発や交通整備が進み、既に開かれていた八湯に加え、さらに九湯の温泉場が加わり、“箱根十七湯”となり、現在は、早雲山、大涌谷、湖尻の三湯も加わり、現在の箱根には二十もの温泉場があります。

【*3:箱根七湯は、湯本、塔之沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯。姥子の湯を含めて“箱根八湯”とも呼ばれていた。
 *4大平台、小涌谷、二ノ平、強羅、宮城野、仙石原、湯ノ花沢、芦ノ湖、蛸川の九湯。
(画像は、宮ノ下「エクシブ箱根離宮」の温泉。)】

箱根温泉郷の特色は、この温泉場の数の多さに加えて、各温泉場毎に泉質(効能)が異なることにもあります。アルカリ性の単純温泉や酸性泉、硫黄泉など等、箱根の温泉は、泉質が様々で、実にバラエティ豊かです。

【「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」の芦ノ湖を望む露天風呂。プリンス箱根では、敷地内の自家温泉「蛸川温泉」の湯を引く。】

出典:

箱根温泉郷の特色は、この温泉場の数の多さに加えて、各温泉場毎に泉質(効能)が異なることにもあります。アルカリ性の単純温泉や酸性泉、硫黄泉など等、箱根の温泉は、泉質が様々で、実にバラエティ豊かです。

【「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」の芦ノ湖を望む露天風呂。プリンス箱根では、敷地内の自家温泉「蛸川温泉」の湯を引く。】

「箱根」なら、改善したい症状や好みに応じた温泉場が選べます。

冷え性や筋肉痛、疲労といった一般的な症状なら、大方の温泉で改善が期待出来ますが、特異な症状を改善したいのなら、泉質(温泉場)を選び、入浴しましょう。

温泉場が豊富な「箱根」であれば、ご自身の求める泉質や好みの温泉場を選ぶことが出来ます。
例えば、皮膚乾燥症の症状を緩和したいのなら、「宮ノ下」や「堂ヶ島」の“塩化物泉”や「二ノ平」の“温泉炭酸水素塩泉”、アトピー性皮膚炎なら、「湯ノ花沢」や「芦之湯」といった“硫黄泉”といったように、「箱根」なら、ご自身の症状に合う泉質の温泉場を選ぶことができます。

せっかく足を運んで温泉に入るのですから、訪れる前に一度泉質、効能を確認してみましょう。
【※症状の活動期、衰弱が激しい場合は、疾病に悪影響を及ぼし、増悪することに繋がるので、入浴は避けること。画像は、宮ノ下「時の雫」の源泉かけ流しの内湯。】

出典:

冷え性や筋肉痛、疲労といった一般的な症状なら、大方の温泉で改善が期待出来ますが、特異な症状を改善したいのなら、泉質(温泉場)を選び、入浴しましょう。

温泉場が豊富な「箱根」であれば、ご自身の求める泉質や好みの温泉場を選ぶことが出来ます。
例えば、皮膚乾燥症の症状を緩和したいのなら、「宮ノ下」や「堂ヶ島」の“塩化物泉”や「二ノ平」の“温泉炭酸水素塩泉”、アトピー性皮膚炎なら、「湯ノ花沢」や「芦之湯」といった“硫黄泉”といったように、「箱根」なら、ご自身の症状に合う泉質の温泉場を選ぶことができます。

せっかく足を運んで温泉に入るのですから、訪れる前に一度泉質、効能を確認してみましょう。
【※症状の活動期、衰弱が激しい場合は、疾病に悪影響を及ぼし、増悪することに繋がるので、入浴は避けること。画像は、宮ノ下「時の雫」の源泉かけ流しの内湯。】

日帰りでも。素泊まりでも。一人旅でも。

“温泉宿”といえば、ずらりと料理が並ぶ高級旅館や、家族旅行といったイメージを、つい思い描いてしまいます。

けれども「箱根」には、日帰りで気軽に温泉を楽しめる宿やホテル、温泉に特化した施設も多く、また素泊まりや一人での宿泊が可能な宿も沢山あります。湯量同様に、施設数も豊富な箱根では、予算や人数、日程に合わせて、臆することなく好みの宿が利用できます。

【竹藪の中に建つ老舗宿「養生館はるのひかり」は、女性一人旅に人気の宿。画像は、鰯の丸干や湯豆腐、野菜の味噌汁や雑穀ご飯など、身体に優しい料理が並んだ朝食。】

出典:

“温泉宿”といえば、ずらりと料理が並ぶ高級旅館や、家族旅行といったイメージを、つい思い描いてしまいます。

けれども「箱根」には、日帰りで気軽に温泉を楽しめる宿やホテル、温泉に特化した施設も多く、また素泊まりや一人での宿泊が可能な宿も沢山あります。湯量同様に、施設数も豊富な箱根では、予算や人数、日程に合わせて、臆することなく好みの宿が利用できます。

【竹藪の中に建つ老舗宿「養生館はるのひかり」は、女性一人旅に人気の宿。画像は、鰯の丸干や湯豆腐、野菜の味噌汁や雑穀ご飯など、身体に優しい料理が並んだ朝食。】


1-3.箱根の楽しみ方は、色とりどり。

歴史を紐解けば、“温泉”ありきの「箱根」という印象になってしまいますが、“箱根”のイメージが人それぞれであるように、箱根観光は、なにも“温泉”に限ることはありません。神社や史跡、美術館やグルメ等など、名所や観光スポットは実に多彩で、様々な「箱根」の楽しみ方ができます。【足湯や眺望を楽しめる宮ノ下の人気カフェ「NARAYA CAFE」】

出典:

歴史を紐解けば、“温泉”ありきの「箱根」という印象になってしまいますが、“箱根”のイメージが人それぞれであるように、箱根観光は、なにも“温泉”に限ることはありません。神社や史跡、美術館やグルメ等など、名所や観光スポットは実に多彩で、様々な「箱根」の楽しみ方ができます。【足湯や眺望を楽しめる宮ノ下の人気カフェ「NARAYA CAFE」】

多彩な観光スポット、多様な楽しみ方が出来るのは、「箱根」と一括りにいっても、場所それぞれに地勢や気候、歴史や産業など、環境も地域特性も異なるからです。

【箱根の名所「箱根関所」。関所は、通行人の検査や国の防備などのため、交通上の要所に置かれた施設。当該地は、屏風山と芦ノ湖に挟まれ、自然の要害になっている。】

出典:

多彩な観光スポット、多様な楽しみ方が出来るのは、「箱根」と一括りにいっても、場所それぞれに地勢や気候、歴史や産業など、環境も地域特性も異なるからです。

【箱根の名所「箱根関所」。関所は、通行人の検査や国の防備などのため、交通上の要所に置かれた施設。当該地は、屏風山と芦ノ湖に挟まれ、自然の要害になっている。】

例えば、山々が連なる箱根の中心部と山麓部の箱根湯本では、高低差が大きく、芦ノ湖畔と大涌谷周辺では、自然環境が激しく異なります。また、古くからの温泉場と近年に開発された地域では、界隈の雰囲気や趣き、景観が異なります。

【豊かな緑に覆われた仙石原温泉周辺は、「星の王子さまミュージアム」や「ラリック美術館」等の文化施設、レストランやビストロ、ホテルといった自然環境を活かした欧風の商業施設が点在し、宮ノ下や箱根湯本とは趣きが異なる。画像は、仙石原温泉の南東部に位置する「箱根ガラスの森美術館」。】

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例えば、山々が連なる箱根の中心部と山麓部の箱根湯本では、高低差が大きく、芦ノ湖畔と大涌谷周辺では、自然環境が激しく異なります。また、古くからの温泉場と近年に開発された地域では、界隈の雰囲気や趣き、景観が異なります。

【豊かな緑に覆われた仙石原温泉周辺は、「星の王子さまミュージアム」や「ラリック美術館」等の文化施設、レストランやビストロ、ホテルといった自然環境を活かした欧風の商業施設が点在し、宮ノ下や箱根湯本とは趣きが異なる。画像は、仙石原温泉の南東部に位置する「箱根ガラスの森美術館」。】

1-4.日帰り・一泊で「箱根」を楽しむのなら、エリアを絞って。

連泊することが出来るのなら、ストレスなく箱根を代表するスポットを周ることが出来ますが、一泊や日帰りで箱根を訪れるなら、エリアを絞った方が、快適でより印象深い旅になります。【パワースポットとして有名な「箱根神社」】

出典:

連泊することが出来るのなら、ストレスなく箱根を代表するスポットを周ることが出来ますが、一泊や日帰りで箱根を訪れるなら、エリアを絞った方が、快適でより印象深い旅になります。【パワースポットとして有名な「箱根神社」】

箱根内は、路線バスや電車、ロープウェイ等、様々な交通機関がエリアを結んでいるため、点在するスポットへのアクセスは、他地方の観光地に比較してとても良好です。

とはいっても、細かい移動時間を積算すれば、大切な旅の時間を失ってしまいます。
自然豊かで景観に恵まれた箱根なら、車窓からの景色も旅のご馳走となりますが、車中が混雑していた場合は、その恩恵も得ることが出来ないばかりか、疲れだけ溜まるということになりかねません。【箱根登山鉄道・あじさい列車】

出典:

箱根内は、路線バスや電車、ロープウェイ等、様々な交通機関がエリアを結んでいるため、点在するスポットへのアクセスは、他地方の観光地に比較してとても良好です。

とはいっても、細かい移動時間を積算すれば、大切な旅の時間を失ってしまいます。
自然豊かで景観に恵まれた箱根なら、車窓からの景色も旅のご馳走となりますが、車中が混雑していた場合は、その恩恵も得ることが出来ないばかりか、疲れだけ溜まるということになりかねません。【箱根登山鉄道・あじさい列車】


エリアの特徴を掴んでから、旅をスタートしましょう。

観光地としての「箱根」を大まかに分ければ、1.箱根湯本・塔ノ沢 2.宮ノ下・小涌谷 3.強羅 4.仙石原・大涌谷 5.芦ノ湖・元箱根 6.旧街道・畑宿の6つのエリアからなり、各エリアには「箱根」を代表する温泉場や観光スポットがあります。

予めエリアの特徴を掴んでから、訪れる先を決めて旅をスタートさせた方が、快適な旅、望む旅を得ることが出来ます。
【箱根湯本温泉街。左は湯本の人気蕎麦店「はつ花本店」。正面は、老舗温泉宿「吉池旅館」。】

出典:

観光地としての「箱根」を大まかに分ければ、1.箱根湯本・塔ノ沢 2.宮ノ下・小涌谷 3.強羅 4.仙石原・大涌谷 5.芦ノ湖・元箱根 6.旧街道・畑宿の6つのエリアからなり、各エリアには「箱根」を代表する温泉場や観光スポットがあります。

予めエリアの特徴を掴んでから、訪れる先を決めて旅をスタートさせた方が、快適な旅、望む旅を得ることが出来ます。
【箱根湯本温泉街。左は湯本の人気蕎麦店「はつ花本店」。正面は、老舗温泉宿「吉池旅館」。】

それぞれのエリアへは、箱根の玄関口である「箱根湯本駅」や「小田原駅」から電車やバスが通じ、箱根中央部では、ロープウェイやケーブルカー、遊覧船も移動手段として活用できます。

【箱根の山を上る「箱根登山鉄道」「箱根ケーブルカー」沿線は、梅雨から夏にかけてアジサイで彩られ、この時期の登山鉄道は、「あじさい電車」と呼ばれ親しまれている。開花時期は標高毎に異なるため、箱根では、例年6月中旬頃から7月下旬頃にかけて長く花を楽しむことが出来る。】

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それぞれのエリアへは、箱根の玄関口である「箱根湯本駅」や「小田原駅」から電車やバスが通じ、箱根中央部では、ロープウェイやケーブルカー、遊覧船も移動手段として活用できます。

【箱根の山を上る「箱根登山鉄道」「箱根ケーブルカー」沿線は、梅雨から夏にかけてアジサイで彩られ、この時期の登山鉄道は、「あじさい電車」と呼ばれ親しまれている。開花時期は標高毎に異なるため、箱根では、例年6月中旬頃から7月下旬頃にかけて長く花を楽しむことが出来る。】

また、湯本駅や小田原駅を経由しなくても、首都圏と箱根を結び、箱根各所を周る「高速乗合バス(小田急箱根高速バス)」や、エリアの観光スポットを周る「観光施設めぐりバス(箱根登山バス)」も運行していますので、ご自身の状況に応じて利用する交通機関を選択することが出来ます。

【「観光施設めぐりバス」は、路線が様々にあり、箱根の観光施設とスポットをくまなく周遊する。画像は、御殿場駅方面行きの強羅駅バス停。】

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また、湯本駅や小田原駅を経由しなくても、首都圏と箱根を結び、箱根各所を周る「高速乗合バス(小田急箱根高速バス)」や、エリアの観光スポットを周る「観光施設めぐりバス(箱根登山バス)」も運行していますので、ご自身の状況に応じて利用する交通機関を選択することが出来ます。

【「観光施設めぐりバス」は、路線が様々にあり、箱根の観光施設とスポットをくまなく周遊する。画像は、御殿場駅方面行きの強羅駅バス停。】


1-5.豊かな自然を満喫。「箱根」でハイキング。

商業施設や観光スポットが点在する「箱根」という観点から離れ、連なる山々や湖、湿地や高原、渓流や滝といった自然風物を楽しむ場として「箱根」を眺めれば、当地は、首都圏からのハイカーにとって絶好のスポットです。

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商業施設や観光スポットが点在する「箱根」という観点から離れ、連なる山々や湖、湿地や高原、渓流や滝といった自然風物を楽しむ場として「箱根」を眺めれば、当地は、首都圏からのハイカーにとって絶好のスポットです。

先に火山から生じた「箱根」と述べましたが、その中心は、二重の外輪山からなる「箱根山」。塔ノ峰から金時山、三国山、箱根峠、大観山といった古期外輪山の内側に、浅間山や鷹ノ巣山、屏風山等が連なる新期外輪山、その内側には、箱根駒ヶ岳といった中央火口丘があり、火口丘山麓の南西側に芦ノ湖があります。

【箱根駒ケ岳山頂からの眺望。芦ノ湖の先に広がるのは、小田原市街と相模湾】

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先に火山から生じた「箱根」と述べましたが、その中心は、二重の外輪山からなる「箱根山」。塔ノ峰から金時山、三国山、箱根峠、大観山といった古期外輪山の内側に、浅間山や鷹ノ巣山、屏風山等が連なる新期外輪山、その内側には、箱根駒ヶ岳といった中央火口丘があり、火口丘山麓の南西側に芦ノ湖があります。

【箱根駒ケ岳山頂からの眺望。芦ノ湖の先に広がるのは、小田原市街と相模湾】

「箱根」では、山々の尾根や山腹に、登山道やハイキングコースが整備されているので、ハイキングや登山を、体力や好み、日程に応じて様々に楽しむことができます。

【「金時山」は、箱根で人気のハイキングコース。】

出典:

「箱根」では、山々の尾根や山腹に、登山道やハイキングコースが整備されているので、ハイキングや登山を、体力や好み、日程に応じて様々に楽しむことができます。

【「金時山」は、箱根で人気のハイキングコース。】

箱根には24ものハイキングコースがあり、山あり川ありと起伏に富むため、コースそれぞれに特色ある景色、趣きがあります。

例えば、乙女峠や金時山といった外輪山の西側をコースに入れれば、秀麗な富士の容姿を眺めることが出来ますし、小涌谷から浅間山のルートをとれば、涼やかな「千条の滝」や、相模湾から房総半島まで望む山頂の景色も楽しめます。
【小涌谷の「千条の滝(ちすじのたき)」】

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箱根には24ものハイキングコースがあり、山あり川ありと起伏に富むため、コースそれぞれに特色ある景色、趣きがあります。

例えば、乙女峠や金時山といった外輪山の西側をコースに入れれば、秀麗な富士の容姿を眺めることが出来ますし、小涌谷から浅間山のルートをとれば、涼やかな「千条の滝」や、相模湾から房総半島まで望む山頂の景色も楽しめます。
【小涌谷の「千条の滝(ちすじのたき)」】


1-6.エリアの特徴を知って、さあ「箱根」へ出掛けましょう。

何れにせよ「箱根」でどのように過ごし、何を体験したいのかによって、当然行先の(エリア)が変わりますので、日帰りや一泊旅行にしても、またハイキングであっても、事前にエリアの特徴やイメージを掴んでから、ご自身の旅のプランを立てましょう。

特に日帰りでは、行きたい所や望みたい景色があったのに、時間切れで行けない、観れないということになってはつまりません。【仙石原の「箱根湿生花園」】

出典:

何れにせよ「箱根」でどのように過ごし、何を体験したいのかによって、当然行先の(エリア)が変わりますので、日帰りや一泊旅行にしても、またハイキングであっても、事前にエリアの特徴やイメージを掴んでから、ご自身の旅のプランを立てましょう。

特に日帰りでは、行きたい所や望みたい景色があったのに、時間切れで行けない、観れないということになってはつまりません。【仙石原の「箱根湿生花園」】

まずは、体験したいことを一つか二つに定め、訪れるエリアを決定しましょう。そして、エリア内の観光スポットや店を巡りながら、あるいはハイキングコースを歩きながら、そのエリアの風情や自然景観をゆったりと楽しんで下さい。その方がより充実した旅になるはずです。【仙石原「ポーラ美術館」内の遊歩道】

出典:

まずは、体験したいことを一つか二つに定め、訪れるエリアを決定しましょう。そして、エリア内の観光スポットや店を巡りながら、あるいはハイキングコースを歩きながら、そのエリアの風情や自然景観をゆったりと楽しんで下さい。その方がより充実した旅になるはずです。【仙石原「ポーラ美術館」内の遊歩道】


2.多彩な旅が楽しめる「箱根」エリア別ガイド

以下では、「箱根」の6エリア【1.箱根湯本・塔ノ沢 2.宮ノ下・小涌谷 3.強羅 4.仙石原・大涌谷 5.芦ノ湖・元箱根 6.旧街道・畑宿)の特徴を、順に代表観光スポットとともに紹介します。

ぜひ、ご自身の旅心と調和するエリアを選んで“箱根の旅”を楽しんで下さい。
【※地図上の①は、1.箱根湯本。箱根山を中心に反時計回りに、各エリアを紹介します。】

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以下では、「箱根」の6エリア【1.箱根湯本・塔ノ沢 2.宮ノ下・小涌谷 3.強羅 4.仙石原・大涌谷 5.芦ノ湖・元箱根 6.旧街道・畑宿)の特徴を、順に代表観光スポットとともに紹介します。

ぜひ、ご自身の旅心と調和するエリアを選んで“箱根の旅”を楽しんで下さい。
【※地図上の①は、1.箱根湯本。箱根山を中心に反時計回りに、各エリアを紹介します。】

2-1.”気楽に温泉”を楽しんで。箱根湯本・塔ノ沢・大平台

「箱根」は温泉とともに発展した地。その歴史は、今から1200年以上前。既述の通り、奈良期の釈浄定坊によって開湯したことから始まりましたが、彼が発見した「惣湯」は、ここ「箱根湯本」にあります。【箱根湯本駅】

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「箱根」は温泉とともに発展した地。その歴史は、今から1200年以上前。既述の通り、奈良期の釈浄定坊によって開湯したことから始まりましたが、彼が発見した「惣湯」は、ここ「箱根湯本」にあります。【箱根湯本駅】

したがって、箱根の玄関口である当地は、箱根の中で最も歴史ある湯治場です。現在も、釈浄定坊が発見した箱根最古の源泉は、枯れることなく、当地に鎮座する「湯本熊野神社」に自然湧出しています。

【画像は、箱根湯本の老舗宿「吉池旅館」の源泉掛け流しの露天風呂。「吉池旅館」は、一万坪にも及ぶ回遊式庭園で有名な宿。園内には、登録文化財指定の「旧岩崎邸別邸と茶室」があり、日帰り利用でも庭園散策ができる。】

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したがって、箱根の玄関口である当地は、箱根の中で最も歴史ある湯治場です。現在も、釈浄定坊が発見した箱根最古の源泉は、枯れることなく、当地に鎮座する「湯本熊野神社」に自然湧出しています。

【画像は、箱根湯本の老舗宿「吉池旅館」の源泉掛け流しの露天風呂。「吉池旅館」は、一万坪にも及ぶ回遊式庭園で有名な宿。園内には、登録文化財指定の「旧岩崎邸別邸と茶室」があり、日帰り利用でも庭園散策ができる。】

「箱根湯本」は、箱根町の東部に位置し、箱根湯本駅周辺から、湯坂山の山麓に流れる早川(はやかわ)と須雲川(すくもがわ)に沿って東西に細長く広がる町です。西部は緑深い山々が連なるため、実際の町は、東部の箱根湯本駅周辺、両川沿いに集中しています。

【早川と箱根湯本界隈(正面に架かる赤い橋は、箱根湯本駅傍の「あじさい橋」。正面は、三島方向。連なる山並みの向こう側に芦ノ湖がある。)】

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「箱根湯本」は、箱根町の東部に位置し、箱根湯本駅周辺から、湯坂山の山麓に流れる早川(はやかわ)と須雲川(すくもがわ)に沿って東西に細長く広がる町です。西部は緑深い山々が連なるため、実際の町は、東部の箱根湯本駅周辺、両川沿いに集中しています。

【早川と箱根湯本界隈(正面に架かる赤い橋は、箱根湯本駅傍の「あじさい橋」。正面は、三島方向。連なる山並みの向こう側に芦ノ湖がある。)】

しっとりした風情。塔ノ沢・大平台

箱根湯本の西に隣接する「塔ノ沢」も、湯本と同じ箱根七湯の一つです。塔ノ沢の一つ先「大平台」も歴史ある温泉で、“箱根十七湯”の一つです。

【塔ノ沢の老舗温泉宿「元湯 環翠楼」。日本の初代総理大臣・伊藤博文が定宿にしたことで知られる。早川の渓流沿いにひっそりと建つこの宿は、登録有形文化財。】

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箱根湯本の西に隣接する「塔ノ沢」も、湯本と同じ箱根七湯の一つです。塔ノ沢の一つ先「大平台」も歴史ある温泉で、“箱根十七湯”の一つです。

【塔ノ沢の老舗温泉宿「元湯 環翠楼」。日本の初代総理大臣・伊藤博文が定宿にしたことで知られる。早川の渓流沿いにひっそりと建つこの宿は、登録有形文化財。】

塔ノ沢も大平台も、早川渓谷沿いの温泉場で、周辺は緑豊か。新緑も紅葉も素晴らしく、散策に良いエリアです。
【大平台の人気のビュースポット「あじさいの小径」。開花の時期は、絶好のショットを求め、多くのカメラマンで賑わう。】

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塔ノ沢も大平台も、早川渓谷沿いの温泉場で、周辺は緑豊か。新緑も紅葉も素晴らしく、散策に良いエリアです。
【大平台の人気のビュースポット「あじさいの小径」。開花の時期は、絶好のショットを求め、多くのカメラマンで賑わう。】


箱根湯本・塔ノ沢・大平台 Information

◆このエリアは、なんと言っても首都圏からのアクセスが抜群。箱根の温泉を気楽に楽しむ方にお勧めです。
箱根湯本・塔ノ沢エリアの最大の魅力は、やはり湯坂山からこんこんと湧き出る豊富な湯量を誇る温泉。源泉の数は、湯本と塔ノ沢だけで80近くにも及びます。アルカリ単純泉の湯本温泉は、無色透明で無味無臭。誰もが入浴しやすい温泉です。

【箱根湯本「ホテルマイユクール祥月」の露天風呂「喜楽の湯」。】

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箱根湯本・塔ノ沢エリアの最大の魅力は、やはり湯坂山からこんこんと湧き出る豊富な湯量を誇る温泉。源泉の数は、湯本と塔ノ沢だけで80近くにも及びます。アルカリ単純泉の湯本温泉は、無色透明で無味無臭。誰もが入浴しやすい温泉です。

【箱根湯本「ホテルマイユクール祥月」の露天風呂「喜楽の湯」。】

また箱根湯本駅前の東海道(国道1号線)沿いや駅周辺には、温泉饅頭など箱根の特産物を販売する土産物店や、蕎麦店や茶房などの飲食店が軒を連ねているので、温泉や散策とともに、ランチやカフェも気楽に楽しめます。

【箱根湯本駅近くの隠れ家カフェ「Timuny.」。窓際の席からは、早川の景色が眺められる。画像は、ランチの『ホットチーズトーストセット』。】

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また箱根湯本駅前の東海道(国道1号線)沿いや駅周辺には、温泉饅頭など箱根の特産物を販売する土産物店や、蕎麦店や茶房などの飲食店が軒を連ねているので、温泉や散策とともに、ランチやカフェも気楽に楽しめます。

【箱根湯本駅近くの隠れ家カフェ「Timuny.」。窓際の席からは、早川の景色が眺められる。画像は、ランチの『ホットチーズトーストセット』。】

★観光スポット:あじさい橋・早雲寺・箱根北原ミュージアム・フォレストアドベンチャー箱根・阿弥陀寺・深沢銭洗弁財天・函嶺洞門・あじさいの小径など
【箱根湯本駅から徒歩15分、須雲川沿いの老舗旅館「天成園」内の『玉簾の滝(たますだれのたき)』(見学無料)】

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【箱根湯本駅から徒歩15分、須雲川沿いの老舗旅館「天成園」内の『玉簾の滝(たますだれのたき)』(見学無料)】

2-2.散策中心にゆったりと。宮ノ下・小涌谷・二ノ平

宮ノ下エリアを特徴づけるのは、豊かな緑と明治大正期のレトロな街並み。
【宮ノ下駅前。画像左は、宮ノ下の人気店「NRAYACAFE」。】

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宮ノ下エリアを特徴づけるのは、豊かな緑と明治大正期のレトロな街並み。
【宮ノ下駅前。画像左は、宮ノ下の人気店「NRAYACAFE」。】

「宮ノ下温泉」は、室町期に開湯され、江戸期に栄えた湯治場の一つです。
「宮ノ下温泉」の発展は、江戸後期の横浜開港とともに始まりました。横浜居留の外国人らが公に許可された国内の旅先が、ここ「箱根」だったためです。

そして、明治11年に、ここ「宮ノ下」に、外国人専用宿泊施設「富士屋ホテル」が開業すると、さらに多くの外国人が逗留するようになり、国際的な保養地として「箱根」は、大きく発展しました。

【「富士屋ホテル」の「花御殿」。内部の客室は、全て花の名が付けられ、ドアや鍵などに花のモチーフがあしらわれている。】

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「宮ノ下温泉」は、室町期に開湯され、江戸期に栄えた湯治場の一つです。
「宮ノ下温泉」の発展は、江戸後期の横浜開港とともに始まりました。横浜居留の外国人らが公に許可された国内の旅先が、ここ「箱根」だったためです。

そして、明治11年に、ここ「宮ノ下」に、外国人専用宿泊施設「富士屋ホテル」が開業すると、さらに多くの外国人が逗留するようになり、国際的な保養地として「箱根」は、大きく発展しました。

【「富士屋ホテル」の「花御殿」。内部の客室は、全て花の名が付けられ、ドアや鍵などに花のモチーフがあしらわれている。】

湯治場としての「箱根」の大本の始まりは、先に紹介した箱根湯本ですが、近代の「箱根」の礎を築いたのは、明治期以降に発展した宮ノ下エリアです。【近代化産業遺産・有形登録有形文化財に指定「富士屋ホテル」西洋館】

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湯治場としての「箱根」の大本の始まりは、先に紹介した箱根湯本ですが、近代の「箱根」の礎を築いたのは、明治期以降に発展した宮ノ下エリアです。【近代化産業遺産・有形登録有形文化財に指定「富士屋ホテル」西洋館】

「宮ノ下」の素晴らしさは、多くの外国人が逗留していた当時の雰囲気を建物や街並みに残していることです。

中でも秀逸なのは、やはり『富士屋ホテル』。重厚な佇まい、エキゾチックな趣、クラシカルで落ち着いた風情は、歴史ある老舗ホテルならではのものです。【「富士屋ホテル」のメインダイニング「ザ・フジヤ」】

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「宮ノ下」の素晴らしさは、多くの外国人が逗留していた当時の雰囲気を建物や街並みに残していることです。

中でも秀逸なのは、やはり『富士屋ホテル』。重厚な佇まい、エキゾチックな趣、クラシカルで落ち着いた風情は、歴史ある老舗ホテルならではのものです。【「富士屋ホテル」のメインダイニング「ザ・フジヤ」】

宮ノ下の街並みも、当時の風情を今に伝え、ノスタルジックな雰囲気です。
和洋混交の洒落た建物が続くセピア通りには、明治大正期から続く老舗の古美術店や写真館、ベーカリーや菓子店が今も商い、また古民家や旅館施設を改装した洒落たカフェや食堂も街中に点在しています。

【セピア通り沿いの「渡邉ベーカリー」は、明治24年創業。『温泉シチューパン』で有名な宮ノ下の人気店。】

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宮ノ下の街並みも、当時の風情を今に伝え、ノスタルジックな雰囲気です。
和洋混交の洒落た建物が続くセピア通りには、明治大正期から続く老舗の古美術店や写真館、ベーカリーや菓子店が今も商い、また古民家や旅館施設を改装した洒落たカフェや食堂も街中に点在しています。

【セピア通り沿いの「渡邉ベーカリー」は、明治24年創業。『温泉シチューパン』で有名な宮ノ下の人気店。】

宮ノ下の南西に位置する「小涌谷」「二ノ平」は、温泉テーマパーク「箱根小涌園」や、国内初の野外美術館「彫刻の森美術館」で有名なエリアですが、ここも宮ノ下同様に、明治期に開発された地区。

宮ノ下とは異なり、箱根の穏やかで豊かな自然が満喫できるエリアです。【箱根を代表する観光スポット「箱根彫刻の森美術館」(彫像は、エミール=アントワーヌ・ブールデルの『弓をひくヘラクレス』)。】

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宮ノ下の南西に位置する「小涌谷」「二ノ平」は、温泉テーマパーク「箱根小涌園」や、国内初の野外美術館「彫刻の森美術館」で有名なエリアですが、ここも宮ノ下同様に、明治期に開発された地区。

宮ノ下とは異なり、箱根の穏やかで豊かな自然が満喫できるエリアです。【箱根を代表する観光スポット「箱根彫刻の森美術館」(彫像は、エミール=アントワーヌ・ブールデルの『弓をひくヘラクレス』)。】

宮ノ下・小涌谷・二ノ平Information

◆宮ノ下を訪れるのなら、散策をメインに。
【宮ノ下駅から木賀温泉まで通じている「堂ヶ島渓谷遊歩道」。箱根の紅葉の穴場スポットで、渓谷沿いの豊かな景観が楽しめる。この遊歩道は、明治期に来日したチェンバレンが好んでよく散歩をしたということから「チェンバレンの散歩道」とも呼ばれている。】

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【宮ノ下駅から木賀温泉まで通じている「堂ヶ島渓谷遊歩道」。箱根の紅葉の穴場スポットで、渓谷沿いの豊かな景観が楽しめる。この遊歩道は、明治期に来日したチェンバレンが好んでよく散歩をしたということから「チェンバレンの散歩道」とも呼ばれている。】

★宮ノ下観光スポット:富士屋ホテル・セピア通り・太閤石風呂・堂ヶ島渓谷遊歩道など
◆小涌谷・二ノ平なら、温泉+観光スポット、温泉+散策がお勧め。
【箱根小涌谷の人気温泉旅館「水の音」の貸切風呂】

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【箱根小涌谷の人気温泉旅館「水の音」の貸切風呂】

★小涌谷の観光スポット:国道1号線沿いの桜並木・蓬莱園(ほうらいえん)のサツキやツツジ・千条の滝(ちすじのたき)・岡田美術館

★二ノ平の観光スポット:箱根彫刻の森美術館

2-3.リゾート気分で思いのままに。強羅 

箱根の中心に位置する「強羅」は、箱根登山鉄道の開通を機に発展した温泉リゾート地。明治から大正期にかけて、政財界や文人らの避暑地、別荘地として開発されました。【箱根強羅公園の噴水】

箱根の中心に位置する「強羅」は、箱根登山鉄道の開通を機に発展した温泉リゾート地。明治から大正期にかけて、政財界や文人らの避暑地、別荘地として開発されました。【箱根強羅公園の噴水】

当初は、近隣からの引湯から始まりましたが、戦後になると温泉が次々と発掘され、現在の「強羅」は、箱根湯本に並ぶ程の人気温泉場となっています。湯本同様に、ホテルや旅館など温泉宿泊施設や、味や雰囲気が良い飲食店が数多く散在しています。

【上強羅駅から徒歩5分の「ハイアット・リージェンシー箱根」内のカフェ・バーラウンジ「The Living Room」】

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当初は、近隣からの引湯から始まりましたが、戦後になると温泉が次々と発掘され、現在の「強羅」は、箱根湯本に並ぶ程の人気温泉場となっています。湯本同様に、ホテルや旅館など温泉宿泊施設や、味や雰囲気が良い飲食店が数多く散在しています。

【上強羅駅から徒歩5分の「ハイアット・リージェンシー箱根」内のカフェ・バーラウンジ「The Living Room」】

当エリアには、『箱根美術館』や『箱根強羅公園』といった歴史ある美術館や庭園、史跡や寺社仏閣といった観光スポットが充実しています。

箱根登山線、箱根登山ケーブルカーが通じている「強羅」は、箱根の中心部でもあり、また御殿場方面からの玄関口ともなっているため、交通アクセスが抜群です。【箱根美術館・茶室「真和亭」】

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当エリアには、『箱根美術館』や『箱根強羅公園』といった歴史ある美術館や庭園、史跡や寺社仏閣といった観光スポットが充実しています。

箱根登山線、箱根登山ケーブルカーが通じている「強羅」は、箱根の中心部でもあり、また御殿場方面からの玄関口ともなっているため、交通アクセスが抜群です。【箱根美術館・茶室「真和亭」】


強羅Information

◆強羅は、温泉+観光スポット、あるいはケーブルカーやロープウェイ、バスで、大涌谷や仙石原といった他のエリアも楽しみたい方、静かな滞在を好む方にお勧めのエリアです。
【躑躅が満開の頃の「強羅公園」】

出典:

【躑躅が満開の頃の「強羅公園」】

★強羅の観光スポット:箱根美術館・強羅公園・箱根写真美術館など

2-4.箱根の大自然を満喫。仙石原・大涌谷

「仙石原」は、金時山の南麓に広がる高原地帯です。

【「仙石原すすき草原」は、箱根のなだらかな山並みを背景にススキが一面に広がる大草原。一般的に秋が見頃だが、初夏から夏の青々とした草原や枯れすすき、雪景色も味わいがあり、季節問わず楽しめる。】

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「仙石原」は、金時山の南麓に広がる高原地帯です。

【「仙石原すすき草原」は、箱根のなだらかな山並みを背景にススキが一面に広がる大草原。一般的に秋が見頃だが、初夏から夏の青々とした草原や枯れすすき、雪景色も味わいがあり、季節問わず楽しめる。】

仙石原と一口にいっても、場所それぞれで自然環境が大きく異なります。

最南部には、大地の躍動を感じさせる「大涌谷」、中央部には、ススキの草原が一面に広がる『仙石原ススキ高原』や湿原地の『箱根湿生花園』、中央の東側には、宿泊温泉施設や美術館が点在する「仙石原温泉」、西方にはゴルフ場やリゾートホテルが散在しています。【大涌谷】

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仙石原と一口にいっても、場所それぞれで自然環境が大きく異なります。

最南部には、大地の躍動を感じさせる「大涌谷」、中央部には、ススキの草原が一面に広がる『仙石原ススキ高原』や湿原地の『箱根湿生花園』、中央の東側には、宿泊温泉施設や美術館が点在する「仙石原温泉」、西方にはゴルフ場やリゾートホテルが散在しています。【大涌谷】

「大涌谷」は、約3000年前に箱根火山最後の爆発でできた神山火口の爆裂跡です。未だに火山活動が続く当地は、ゴツゴツとした岩と吹き出す白煙の独特の景観が広がっています。大地の生命力を感じさせる当エリアは、箱根ロープウェイで楽しむのが一番です。【箱根ロープウェイ車内(大涌谷~早雲山の間は、往復約20分。)】

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「大涌谷」は、約3000年前に箱根火山最後の爆発でできた神山火口の爆裂跡です。未だに火山活動が続く当地は、ゴツゴツとした岩と吹き出す白煙の独特の景観が広がっています。大地の生命力を感じさせる当エリアは、箱根ロープウェイで楽しむのが一番です。【箱根ロープウェイ車内(大涌谷~早雲山の間は、往復約20分。)】

多様な自然環境にある「仙石原」は、観光スポットが多岐にわたるため、当エリアにおいては、何を体験したいのかによって、訪れるスポットを予め決めておきましょう。【箱根ガラスの森美術館】

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多様な自然環境にある「仙石原」は、観光スポットが多岐にわたるため、当エリアにおいては、何を体験したいのかによって、訪れるスポットを予め決めておきましょう。【箱根ガラスの森美術館】

仙石原・大涌谷Information

◆「仙石原」は、箱根の豊かな自然に接したい方にはうってつけのエリアです。

温泉やアート鑑賞をするなら、東部の「仙石原温泉」周辺へ出掛けましょう。

仙石原温泉は、江戸中期から開湯していますが、大正から昭和にかけて本格的に開発された温泉リゾート地です。標高700mの爽やかな高原の中で、ゆったりと温泉に浸かりたい方にお勧めの温泉です。周囲には、美術館などの観光スポット、ランチに丁度良い蕎麦店や食堂などが点在しています。

【仙石原「東急ハーヴェストクラブ VIALA 箱根翡翠」の温泉大浴場「たまゆら」。箱根翡翠では、露天風呂に「大涌谷温泉」、内湯に「新姥子温泉」を引湯し、箱根の名湯2種を一度に楽しめる。】

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温泉やアート鑑賞をするなら、東部の「仙石原温泉」周辺へ出掛けましょう。

仙石原温泉は、江戸中期から開湯していますが、大正から昭和にかけて本格的に開発された温泉リゾート地です。標高700mの爽やかな高原の中で、ゆったりと温泉に浸かりたい方にお勧めの温泉です。周囲には、美術館などの観光スポット、ランチに丁度良い蕎麦店や食堂などが点在しています。

【仙石原「東急ハーヴェストクラブ VIALA 箱根翡翠」の温泉大浴場「たまゆら」。箱根翡翠では、露天風呂に「大涌谷温泉」、内湯に「新姥子温泉」を引湯し、箱根の名湯2種を一度に楽しめる。】

箱根の大自然に触れるのが好きであれば、箱根の壮大な景色を楽しみながら『仙石原すすき草原』から『箱根湿生花園』を歩いたり、乗り物が好きであれば、「大涌谷」の景観、山並みと湖畔の景色を眺めながら、芦ノ湖まで箱根ロープウェイで空中散歩を楽しむのがお勧めです。

【『箱根湿性花園』は、水質地に生育する植物を中心とした、湿地帯や高原地帯等の植物約1,700種を集めた植物園。園内は、湖沼や川、草原や林からなり、園内には展示室がある他、毎日2回専属ガイドの園内散歩が開催されている。開園時期は、毎年3月1日から11月30日(開園期間中は無休)。】

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箱根の大自然に触れるのが好きであれば、箱根の壮大な景色を楽しみながら『仙石原すすき草原』から『箱根湿生花園』を歩いたり、乗り物が好きであれば、「大涌谷」の景観、山並みと湖畔の景色を眺めながら、芦ノ湖まで箱根ロープウェイで空中散歩を楽しむのがお勧めです。

【『箱根湿性花園』は、水質地に生育する植物を中心とした、湿地帯や高原地帯等の植物約1,700種を集めた植物園。園内は、湖沼や川、草原や林からなり、園内には展示室がある他、毎日2回専属ガイドの園内散歩が開催されている。開園時期は、毎年3月1日から11月30日(開園期間中は無休)。】

★観光スポット(南部):箱根ロープウェイ・大涌谷・大涌谷くろたまご館・大涌谷延命地蔵尊など

★観光スポット(中央):仙石原ススキ草原・箱根湿生花園・仙石原温泉・箱根ガラスの森美術館・星の王子さまミュージアム・箱根ラリック美術館・ポーラ美術館など
※◆※「大涌谷」のロープウェイは運行し、黒たまご館等は営業していますが、大涌谷自然研究路については、2018年3月現在は立ち入り禁止となっています。詳細については、以下のサイトで確認して下さい。

2-5.湖畔の景色を楽みながら。芦ノ湖・元箱根

赤い鳥居に富士の雄姿、湖畔の緑豊かな山並み、湖面に映る天空や遊覧船といった芦ノ湖の景観は、「箱根」の最も印象的な景色かもしれません。

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赤い鳥居に富士の雄姿、湖畔の緑豊かな山並み、湖面に映る天空や遊覧船といった芦ノ湖の景観は、「箱根」の最も印象的な景色かもしれません。

このエリアでは、「箱根海賊船」や関東屈指のパワースポット「箱根神社」が人気ですが、芦ノ湖周辺の観光スポットは実に多彩です。【「箱根神社」】

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このエリアでは、「箱根海賊船」や関東屈指のパワースポット「箱根神社」が人気ですが、芦ノ湖周辺の観光スポットは実に多彩です。【「箱根神社」】

「箱根神社」や「九頭龍神社 本宮」をはじめとする寺社仏閣の他、美術館や水族館、植物園や資料館等の文化施設、「箱根関所」や「箱根旧街道の杉並木」といった古の箱根を今に伝える史跡等など、多様な観光名所が点在しています。

【芦ノ湖畔の水族館で有名な「箱根園」は、水族館だけでなく、ショップやパン工房、動物に触れ合えるミニ動物園もあり、親子連れに人気。】

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「箱根神社」や「九頭龍神社 本宮」をはじめとする寺社仏閣の他、美術館や水族館、植物園や資料館等の文化施設、「箱根関所」や「箱根旧街道の杉並木」といった古の箱根を今に伝える史跡等など、多様な観光名所が点在しています。

【芦ノ湖畔の水族館で有名な「箱根園」は、水族館だけでなく、ショップやパン工房、動物に触れ合えるミニ動物園もあり、親子連れに人気。】

さらに、湖畔の景色が望めるホテルや旅館、キャンプ場といった宿泊施設やレストラン等の飲食店も数々あります。
【芦ノ湖北部に位置する「芦ノ湖キャンプ村」は、親子連れや山ガールに人気。芦ノ湖の景色だけでなく、星空も眺められる。】

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さらに、湖畔の景色が望めるホテルや旅館、キャンプ場といった宿泊施設やレストラン等の飲食店も数々あります。
【芦ノ湖北部に位置する「芦ノ湖キャンプ村」は、親子連れや山ガールに人気。芦ノ湖の景色だけでなく、星空も眺められる。】

特に、南部の海賊船発着所周辺から元箱根温泉にかけては、大型駐車場やバスや遊覧船の発着所があり、温泉宿泊施設の他、喫茶店や食堂、土産物店が軒を連ね、箱根の中でも特に賑わいます。

【元箱根で大人気の絶景レストラン「ベーカリーアンドテーブル箱根」。店内には、芦ノ湖の景色が満喫できるカウンター席がある他、芦ノ湖温泉を引いた足湯席もある。】

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特に、南部の海賊船発着所周辺から元箱根温泉にかけては、大型駐車場やバスや遊覧船の発着所があり、温泉宿泊施設の他、喫茶店や食堂、土産物店が軒を連ね、箱根の中でも特に賑わいます。

【元箱根で大人気の絶景レストラン「ベーカリーアンドテーブル箱根」。店内には、芦ノ湖の景色が満喫できるカウンター席がある他、芦ノ湖温泉を引いた足湯席もある。】

芦ノ湖周辺Information

◆芦ノ湖畔の景色を楽しみながら、ゆったり過ごすのがお勧め。
芦ノ湖は多様な観光スポットがありますが、やはり当エリアで楽しむべきなのは、芦ノ湖を中心とした自然の景色です。

遊覧船でゆったりと周ったり、ロープウェイを利用して駒ケ岳から見下ろしたり、レイクビューが素晴らしいレストランやカフェで穏やかな一時を過ごしたりと、芦ノ湖では好みに応じた様々な景色の楽しみ方が出来ます。
【芦ノ湖畔と駒ケ岳山頂を結ぶ「駒ヶ岳ロープウェイ」】

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芦ノ湖は多様な観光スポットがありますが、やはり当エリアで楽しむべきなのは、芦ノ湖を中心とした自然の景色です。

遊覧船でゆったりと周ったり、ロープウェイを利用して駒ケ岳から見下ろしたり、レイクビューが素晴らしいレストランやカフェで穏やかな一時を過ごしたりと、芦ノ湖では好みに応じた様々な景色の楽しみ方が出来ます。
【芦ノ湖畔と駒ケ岳山頂を結ぶ「駒ヶ岳ロープウェイ」】

芦ノ湖の景色に飽きたのなら、元箱根から恩寵箱根公園(0.5km)まで続く杉並木を歩くのもお勧めです。特に日差し厳しい夏場は、湖畔よりも涼やかです。

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芦ノ湖の景色に飽きたのなら、元箱根から恩寵箱根公園(0.5km)まで続く杉並木を歩くのもお勧めです。特に日差し厳しい夏場は、湖畔よりも涼やかです。

2-6.古き時代に思いを馳せて。旧街道・畑宿

東京の日本橋から、京都の三条大橋まで全長512kmを繋ぐ、東海道五十三次で知られる「旧東海道」。

その内、小田原宿から箱根湯本の三枚橋、箱根関所、箱根宿、箱根峠、三島宿までの「箱根八里」は、“箱根旧街道”と呼ばれています。かつては、泥道の急坂が続く“天下の難所”として知られていましたが、江戸初期になって歩きやすい石畳道へと整備されました。

現在も、鬱蒼と茂る杉並木が続く石畳の道は、5地区にわたって(合計で約2km)保存され、国指定の史跡となっています。
この風情ある石畳の道と旧東海道を合わせたルートは、箱根ウォーキングの定番として知られ、ハイカーや観光客が、史跡や名所を訪ねながら、往時の風情を楽しんでいます。

出典:

東京の日本橋から、京都の三条大橋まで全長512kmを繋ぐ、東海道五十三次で知られる「旧東海道」。

その内、小田原宿から箱根湯本の三枚橋、箱根関所、箱根宿、箱根峠、三島宿までの「箱根八里」は、“箱根旧街道”と呼ばれています。かつては、泥道の急坂が続く“天下の難所”として知られていましたが、江戸初期になって歩きやすい石畳道へと整備されました。

現在も、鬱蒼と茂る杉並木が続く石畳の道は、5地区にわたって(合計で約2km)保存され、国指定の史跡となっています。
この風情ある石畳の道と旧東海道を合わせたルートは、箱根ウォーキングの定番として知られ、ハイカーや観光客が、史跡や名所を訪ねながら、往時の風情を楽しんでいます。

箱根湯本の三枚橋から箱根関所まで歩き通せば、4時間弱(約12km)ですが、全距離を歩き通さずとも、中間地点の「須雲川」までバスで向かい、畑宿を通り、石畳の旧街道や名所を訪ねながら、箱根関所跡を目指すのがお勧めです。
【芦ノ湖畔と畑宿の丁度中間地点にある「甘酒茶屋」は、ハイカー絶好の休憩ポイント。】

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箱根湯本の三枚橋から箱根関所まで歩き通せば、4時間弱(約12km)ですが、全距離を歩き通さずとも、中間地点の「須雲川」までバスで向かい、畑宿を通り、石畳の旧街道や名所を訪ねながら、箱根関所跡を目指すのがお勧めです。
【芦ノ湖畔と畑宿の丁度中間地点にある「甘酒茶屋」は、ハイカー絶好の休憩ポイント。】

畑宿は、箱根の伝統工芸として名高い「寄木細工」の発祥地。寄木細工の資料館『畑宿寄木会館』や寄木細工の店が、緑深い穏やかな山村に軒を連ねています。【「寄木会館」展示の寄木】

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畑宿は、箱根の伝統工芸として名高い「寄木細工」の発祥地。寄木細工の資料館『畑宿寄木会館』や寄木細工の店が、緑深い穏やかな山村に軒を連ねています。【「寄木会館」展示の寄木】

旧街道・畑宿Information

◆箱根の歴史を訪ねながら、アクティブにハイキングを楽しみたい方にお勧め。
【鎌倉古道と旧東海道の間に位置する「飛龍の滝」は、箱根で隠れた人気のヒーリングスポット。畑宿バス停から徒歩10分程度。】

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【鎌倉古道と旧東海道の間に位置する「飛龍の滝」は、箱根で隠れた人気のヒーリングスポット。畑宿バス停から徒歩10分程度。】

★観光スポット(三枚橋~元箱根):正眼寺・玉簾の瀧(箱根湯本温泉・天成園内)・箱根観音・鎖雲寺・畑宿寄木会館・飛竜の滝・箱根旧街道休憩所・甘酒茶屋園地・箱根旧街道石畳

3.アクセス抜群!の箱根旅。首都圏・横浜方面から箱根湯本へ。

箱根の玄関口は、小田原と強羅を繋ぐ「箱根登山鉄道」の『箱根湯本駅』です。

駅周辺も観光エリアですが、箱根の各エリアには、この駅からバスや電車が繋がっていますので、どこに足を向けるにしても大方の人はこの駅を利用します。

【箱根湯本駅構内(画面左が、箱根湯本~強羅(箱根登山鉄道)、右が小田原・新宿方面(箱根登山鉄道・小田急電鉄線」)】

出典:

箱根の玄関口は、小田原と強羅を繋ぐ「箱根登山鉄道」の『箱根湯本駅』です。

駅周辺も観光エリアですが、箱根の各エリアには、この駅からバスや電車が繋がっていますので、どこに足を向けるにしても大方の人はこの駅を利用します。

【箱根湯本駅構内(画面左が、箱根湯本~強羅(箱根登山鉄道)、右が小田原・新宿方面(箱根登山鉄道・小田急電鉄線」)】


◇首都圏からの所要時間

「箱根湯本駅」へは、箱根登山鉄道だけでなく、小田急ロマンスカーも乗り入れ、利用すれば『新宿駅』から約1時間30分で到着出来ます。(特急料金が要らない快速急行を利用した場合でも、小田原乗り換えで約2時間と日帰り可能。)

【新宿駅ロマンスカー乗り場。ロマンスカーには5車種あり、この車両は、鉄道車両としては初めてのオフィスチェア技術が採用されたVSE(50000形)で、長時間の移動も快適。】

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「箱根湯本駅」へは、箱根登山鉄道だけでなく、小田急ロマンスカーも乗り入れ、利用すれば『新宿駅』から約1時間30分で到着出来ます。(特急料金が要らない快速急行を利用した場合でも、小田原乗り換えで約2時間と日帰り可能。)

【新宿駅ロマンスカー乗り場。ロマンスカーには5車種あり、この車両は、鉄道車両としては初めてのオフィスチェア技術が採用されたVSE(50000形)で、長時間の移動も快適。】

◇乗換なしの長距離バスも便利

また、首都圏から箱根各所、横浜・羽田空港から箱根湯本や仙石原方面へ繋ぐ長距離バスも運行しています。宿泊施設から観光なしで帰路につくのなら、長距離バスが疲れず便利。

新宿駅新南口(バスタ新宿)-箱根千石まで約2時間、横浜東口-箱根湯本駅まで約1時間30分で運行しています。(交通事情によるので、所要時間は凡その目安です。)【「バスタ新宿」(小田急箱根高速バス)】

出典:

また、首都圏から箱根各所、横浜・羽田空港から箱根湯本や仙石原方面へ繋ぐ長距離バスも運行しています。宿泊施設から観光なしで帰路につくのなら、長距離バスが疲れず便利。

新宿駅新南口(バスタ新宿)-箱根千石まで約2時間、横浜東口-箱根湯本駅まで約1時間30分で運行しています。(交通事情によるので、所要時間は凡その目安です。)【「バスタ新宿」(小田急箱根高速バス)】

◇箱根を周るのなら、フリーパスが断然お得。

小田急線の往復切符に、箱根登山線・箱根登山ケーブルカー・箱根海賊船・東海バスオレンジシャトル・箱根登山バス(指定区間あり)・箱根ロープウェイ・小田急箱根高速バス(指定区間あり)の乗り放題と温泉や観光施設の優待や割引が受けられるお得なパスです。【箱根ロープウェイ】

出典:

小田急線の往復切符に、箱根登山線・箱根登山ケーブルカー・箱根海賊船・東海バスオレンジシャトル・箱根登山バス(指定区間あり)・箱根ロープウェイ・小田急箱根高速バス(指定区間あり)の乗り放題と温泉や観光施設の優待や割引が受けられるお得なパスです。【箱根ロープウェイ】

2018年3月現在では、新宿駅から2日間有効で、大人一名5,140円。3日間なら5,640円。特急ロマンスカーの場合は別料金(片道1090円が必要。詳細は、直接サイトで確認の事。サイトでは、ロマンスカーの空席照会と予約も受け付けています。
【箱根登山ケーブルカー】

出典: (@Kentaro Ohno)

2018年3月現在では、新宿駅から2日間有効で、大人一名5,140円。3日間なら5,640円。特急ロマンスカーの場合は別料金(片道1090円が必要。詳細は、直接サイトで確認の事。サイトでは、ロマンスカーの空席照会と予約も受け付けています。
【箱根登山ケーブルカー】

◇アクセスInformation

【箱根登山鉄道のスイッチバックが行われる「上大平台信号場」は、鉄道ファン必見のスポット】

出典:

【箱根登山鉄道のスイッチバックが行われる「上大平台信号場」は、鉄道ファン必見のスポット】

旅のおわりに

小旅行は、鞄の中身同様に、多くを詰め込みすぎないことが一番です。

旅の目的とするのは、ストレス解消や気分転換。
日常から身を離して、知らぬ間に付いてしまった垢を落とし、心身を“リセット”するためのものです。

【仙石原「星の王子さまミュージアム」】

出典:

小旅行は、鞄の中身同様に、多くを詰め込みすぎないことが一番です。

旅の目的とするのは、ストレス解消や気分転換。
日常から身を離して、知らぬ間に付いてしまった垢を落とし、心身を“リセット”するためのものです。

【仙石原「星の王子さまミュージアム」】

仕事をこなすように、あれもこれもとスポットや店を巡り、帰路でぐったりと疲れているのでは、旅に出る甲斐がありません。紹介してきたように「箱根」は、エリアによって景色がダイナミックに変わり、観光スポットも実に多彩です。

ぜひ記事を参考に、エリアの特徴を掴んでから、ご自身が望む旅に出掛けて下さい。

【箱根登山鉄道「大平台」駅周辺】

出典:

仕事をこなすように、あれもこれもとスポットや店を巡り、帰路でぐったりと疲れているのでは、旅に出る甲斐がありません。紹介してきたように「箱根」は、エリアによって景色がダイナミックに変わり、観光スポットも実に多彩です。

ぜひ記事を参考に、エリアの特徴を掴んでから、ご自身が望む旅に出掛けて下さい。

【箱根登山鉄道「大平台」駅周辺】

旅のInformation

箱根町観光情報ポータルサイト

【東海道最大の難所を描いた歌川広重『東海道五拾三次 箱根 湖水図』。険しい峠を超える大名行列が手前に描かれている。】

出典:

【東海道最大の難所を描いた歌川広重『東海道五拾三次 箱根 湖水図』。険しい峠を超える大名行列が手前に描かれている。】

箱根の温泉公式ガイド 箱ピタ

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