瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

穏やかで温暖な気候に恵まれた瀬戸内海。無数の島々が浮かび、それぞれの島には、山海の恵みを受けた文化や産物、そして心和む素晴らしい景色があります。今記事では、瀬戸大橋から以東の香川県の島々を巡り、その素晴らしい風景とともに、アート施設や作品、またゆったりとした時と産物を味わえる飲食店やカフェを紹介します。 2017年03月29日更新

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード:
アート
島巡り
直島
瀬戸内海
瀬戸内国際芸術祭
  • ブログで紹介
    HTMLコードをコピーしてブログに貼り付けて下さい。
お気に入り数:
609

自然・アート・暮らしを眺める島巡り


日本で最初に国立公園に指定された「瀬戸内海」。

大小合わせて1000余りの島々と瀬戸内海が織りなす風景は、“多島美”と称され、海や山、いずれの場所から眺めても優美で素晴らしい景色です。

また、瀬戸内にに浮かぶ島々には、風土に根付いた島固有の文化や産物があり、自然景観と重なる“暮らしの風景”もまた情緒豊かです。島を訪れ目にすれば、心和み、素晴らしい一時が味わえるはずです。
【画像は、岡山県・児島半島南端に位置する「鷲羽山展望台」から望む「瀬戸大橋」。「鷲羽山(わしゅうざん)は、瀬戸内沿岸屈指の展望地として知られ、瀬戸大橋と備讃瀬戸の島々を眼下に見渡すことが出来ます。】

出典:

【画像は、岡山県・児島半島南端に位置する「鷲羽山展望台」から望む「瀬戸大橋」。「鷲羽山(わしゅうざん)は、瀬戸内沿岸屈指の展望地として知られ、瀬戸大橋と備讃瀬戸の島々を眼下に見渡すことが出来ます。】

瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:

今記事では、瀬戸大橋から以東の香川県の島々(小豆島・豊島・直島・男木島・女木島)を巡り、それぞれの素晴らしい風景を紹介します。

紹介するのは、島の自然景観や暮らしの風景、「瀬戸内国際芸術祭」をきっかけに誕生した美術館やアート施設・作品、またゆったりとした島時間と産物が味わえる、魅力溢れるカフェや飲食店です。

いずれの島もアクセスは容易で、船で20分から60分程度。ぜひ記事を参考にして、瀬戸内の島々を巡ってみましょう。

「瀬戸内国際芸術祭」-ART SETOUCHI-

ART SETOUCHI とは
私たちは3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」のほか、芸術祭開催年以外においても、発信・誘客の活動に取り組んでおり、その活動全体を「ART SETOUCHI」としています。

出典:

瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:

「瀬戸内国際芸術祭」の次回開催は、2016年ですが、芸術祭をきっかけにして誕生した美術館や一部のアート施設や作品は、芸術祭開催年でなくても利用・鑑賞することができます。

今記事では、小豆島・豊島・直島・男木島・女木島の5島を取り上げますが、芸術祭は、大島・犬島・沙弥島・本島・高見島・粟島・伊吹島・高松港・宇野港も会場となり、現在でもアート施設や作品が一部残っています。遠方から瀬戸内まで足を運ぶのであれば、紹介する以外の島々もぜひ旅程に組み入れて下さい。
過去の芸術祭の舞台となった島とアート、アクセスは以下のリンク先を参照しましょう。
【画像は「犬島」の近代化産業遺産・銅製錬所の遺構を活用した「犬島精錬所美術館」。】

出典:

過去の芸術祭の舞台となった島とアート、アクセスは以下のリンク先を参照しましょう。
【画像は「犬島」の近代化産業遺産・銅製錬所の遺構を活用した「犬島精錬所美術館」。】

海と風土に培われた文化の風景 「小豆島」

瀬戸内海国立公園の東部、播磨灘に位置する「小豆島」は、瀬戸内海で2番めに大きな島です。その魅力は、何と言っても穏やかな「海」と自然が織りなす景色。そして、風土に培われてきた文化と共にある暮らしの風景です。

【画像は小豆島にある渓谷「寒霞渓」。小豆島のほぼ中央部に位置し、日本三大渓谷美や日本三大奇勝の一つとして数えられています。ロープウェイが通り、乗り込めば5分程度で山頂へ到着します。四季折々美しい景色を望めますが、特に秋の紅葉時は絶景としてよく知られています。】

出典:

【画像は小豆島にある渓谷「寒霞渓」。小豆島のほぼ中央部に位置し、日本三大渓谷美や日本三大奇勝の一つとして数えられています。ロープウェイが通り、乗り込めば5分程度で山頂へ到着します。四季折々美しい景色を望めますが、特に秋の紅葉時は絶景としてよく知られています。】

エンジェルロード

潮が引くと現れる、自然の造形美「エンジェルロード」。
干潮時刻の前後の2時間は、エンジェルロード(天使の散歩道)を歩いて、「弁天島」から4つの小さな島「余島」へ渡ることが出来ます。

出典:

潮が引くと現れる、自然の造形美「エンジェルロード」。
干潮時刻の前後の2時間は、エンジェルロード(天使の散歩道)を歩いて、「弁天島」から4つの小さな島「余島」へ渡ることが出来ます。

エンジェルロードは、小豆島で人気の観光スポットです。
エンジェルロードを手をつないで渡った二人は、将来結ばれると口コミで伝わり、遠方から多くの恋人たちが訪れます。

出典:

エンジェルロードは、小豆島で人気の観光スポットです。
エンジェルロードを手をつないで渡った二人は、将来結ばれると口コミで伝わり、遠方から多くの恋人たちが訪れます。

長勝寺奥之院 西の瀧

小豆島には、エンジェルロード以外にも、数々のパワースポットがあります。
「長勝寺奥之院 西の瀧」もその一つ。小豆島で最古の寺院で、悪事を働いていた龍を弘法大師が壺に閉じ込めたという伝説が残っています。寺院の本殿奥にその壺が祀られています。
【画像は「西の瀧」へと続く石段。】

出典:

小豆島には、エンジェルロード以外にも、数々のパワースポットがあります。
「長勝寺奥之院 西の瀧」もその一つ。小豆島で最古の寺院で、悪事を働いていた龍を弘法大師が壺に閉じ込めたという伝説が残っています。寺院の本殿奥にその壺が祀られています。
【画像は「西の瀧」へと続く石段。】

醤の郷

小豆島では古くから醤油作りが盛んな地域です。今でも醤油蔵や佃煮屋が軒を並べ、醤油や佃煮を作っています。軒が連なる一帯は「醤の郷(ひしおのさと)」と呼ばれています。醤油の香ばしい香りが漂う、風情ある町並みです。

出典:

小豆島では古くから醤油作りが盛んな地域です。今でも醤油蔵や佃煮屋が軒を並べ、醤油や佃煮を作っています。軒が連なる一帯は「醤の郷(ひしおのさと)」と呼ばれています。醤油の香ばしい香りが漂う、風情ある町並みです。

小豆島オリーブ公園

真っ白なギリシャ風車があるのは、「道の駅 小豆島オリーブ公園」。
オリーブやハーブ等の小豆島ならでは土産や産物を販売する売店の他、レストランが併設されています。

出典:

真っ白なギリシャ風車があるのは、「道の駅 小豆島オリーブ公園」。
オリーブやハーブ等の小豆島ならでは土産や産物を販売する売店の他、レストランが併設されています。

樹齢1000年のオリーブの大樹。
小豆島は、日本で初めてオリーブ栽培に成功した島です。オリーブの樹々と海の風景も心和む景色です。

出典:

樹齢1000年のオリーブの大樹。
小豆島は、日本で初めてオリーブ栽培に成功した島です。オリーブの樹々と海の風景も心和む景色です。

岬の分教場

「二十四の瞳」の舞台となった「岬の分教場」。

出典:

「二十四の瞳」の舞台となった「岬の分教場」。

当時そのままの机やオルガンが残る教室からは、穏やかな瀬戸内海も望めます。
壺井栄の原作を知らずとも、どこか懐かしさを覚える教室の風景ですが、あの作品の切なさを重ねた方が、もっと色濃く感じるはず。

出典:

当時そのままの机やオルガンが残る教室からは、穏やかな瀬戸内海も望めます。
壺井栄の原作を知らずとも、どこか懐かしさを覚える教室の風景ですが、あの作品の切なさを重ねた方が、もっと色濃く感じるはず。

小豆島の芸術祭作品

吉田夏奈の「花寿波島の秘密」。
三都半島の沖の「花寿波島(はなすわじま)」の地形の絵を、逆円錐型に展開した「花寿波島の秘密」は、「芸術祭」の中でも特に人気の作品。

出典:

吉田夏奈の「花寿波島の秘密」。
三都半島の沖の「花寿波島(はなすわじま)」の地形の絵を、逆円錐型に展開した「花寿波島の秘密」は、「芸術祭」の中でも特に人気の作品。

小豆島の玄関口の港に設置されている、崔正化(チェ・ジョンファ)の「太陽の贈り物」。 
金色に輝くオリーブの円環からは、瀬戸内に素晴らしい景色が眺められます。

出典:

小豆島の玄関口の港に設置されている、崔正化(チェ・ジョンファ)の「太陽の贈り物」。
金色に輝くオリーブの円環からは、瀬戸内に素晴らしい景色が眺められます。

中山千枚田

「中山千枚田」は、映画「八日目の蝉」で有名になった棚田です。
「日本棚田百選」の一つですが、棚田を潤す水もまた「日本名水百選」の一つに選ばれています。

出典:

「中山千枚田」は、映画「八日目の蝉」で有名になった棚田です。
「日本棚田百選」の一つですが、棚田を潤す水もまた「日本名水百選」の一つに選ばれています。

こまめ食堂

「中山千枚田」の丁度真ん中辺りに位置するのは、「瀬戸内国際芸術祭」とともに誕生した「こまめ食堂」。芸術祭終了後に一旦閉店しましたが、リニューアルオープンし、来島者や地元の人々で賑わっています。

出典:

「中山千枚田」の丁度真ん中辺りに位置するのは、「瀬戸内国際芸術祭」とともに誕生した「こまめ食堂」。芸術祭終了後に一旦閉店しましたが、リニューアルオープンし、来島者や地元の人々で賑わっています。

名水で育ったお米を名水で炊いた、艶っつやの絶品のおにぎりがついた『棚田のおにぎり定食』。長閑な棚田を眺めながらの昼食はきっと誰しもが大満足するはず。

出典:

名水で育ったお米を名水で炊いた、艶っつやの絶品のおにぎりがついた『棚田のおにぎり定食』。長閑な棚田を眺めながらの昼食はきっと誰しもが大満足するはず。

これも人気の「オリーブ・ビーフ・バーガー(OLIVE BEEF BURGER)」。“オリーブ牛”はオリーブの搾りかすを混ぜた飼料で育て上げた瀬戸内の銘柄牛。

出典:

これも人気の「オリーブ・ビーフ・バーガー(OLIVE BEEF BURGER)」。“オリーブ牛”はオリーブの搾りかすを混ぜた飼料で育て上げた瀬戸内の銘柄牛。

小豆島information

豊かな自然と現代アート 「豊島」

「豊島(てしま)」の魅力は、何と言っても自然の豊かさ。

森林と棚田が織りなすのどやかな景観と、多島美の瀬戸内海。そして、風景と共存し響きあう、現代アート。海外で高い評価を受けた「豊島美術館」が観光の目玉になりますが、この島を訪れるのなら、現代アートと巡りあうようにして自然を満喫しながら散策しましょう。
「唐櫃棚田」は、休耕田となっていた棚田を保存会やボランティアの人々によって再生した棚田です。約9ヘクタールの斜面には、約270枚もの棚田が広がっています。棚田から伸びるように広がる景観は、瀬戸内のならではの心和む美しい風景です。

出典:

「唐櫃棚田」は、休耕田となっていた棚田を保存会やボランティアの人々によって再生した棚田です。約9ヘクタールの斜面には、約270枚もの棚田が広がっています。棚田から伸びるように広がる景観は、瀬戸内のならではの心和む美しい風景です。

豊島の玄関口の港がある「家浦地区」の町並み。

出典:

豊島の玄関口の港がある「家浦地区」の町並み。

豊島美術館

「豊島」へ行くなら、ぜひ「豊島美術館」へ。穏やかな瀬戸内海を望む唐櫃の丘の中腹にあります。画像は美術館へと続く道。

出典:

「豊島」へ行くなら、ぜひ「豊島美術館」へ。穏やかな瀬戸内海を望む唐櫃の丘の中腹にあります。画像は美術館へと続く道。

棚田地帯の一角に水滴の様な形をした白いドームが「豊島美術館」です。

出典:

棚田地帯の一角に水滴の様な形をした白いドームが「豊島美術館」です。

開口部から入る豊島の風と音、光。
アートと建築が融合した、この有機的な空間は、建築家・西沢立衛とアーティスト・内藤礼によるもの。

出典:

開口部から入る豊島の風と音、光。
アートと建築が融合した、この有機的な空間は、建築家・西沢立衛とアーティスト・内藤礼によるもの。

海外の評価も高く、多くの外国人が来島し、この美術館へ足を運んでいます。

出典:

海外の評価も高く、多くの外国人が来島し、この美術館へ足を運んでいます。

豊島の芸術祭作品

唐櫃地区に設置された、青木野枝の『空の粒子』。

出典:

唐櫃地区に設置された、青木野枝の『空の粒子』。

港に面した空き家を改装した『カフェ・イル ヴェント』。迷彩柄や水玉模様が内装に施された空間丸ごとが作品。

出典:

港に面した空き家を改装した『カフェ・イル ヴェント』。迷彩柄や水玉模様が内装に施された空間丸ごとが作品。

島々で収集した木製建具を構成した、塩田千春の『遠い記憶』。

出典:

島々で収集した木製建具を構成した、塩田千春の『遠い記憶』。

島キッチン

芸術祭で食とアートをテーマにした「島キッチン」は、建築家・安倍良が設計したレストラン。半屋外に席が設けられ、島の空気を十分に楽しみながら、のんびりと食事をすることができます。

出典:

芸術祭で食とアートをテーマにした「島キッチン」は、建築家・安倍良が設計したレストラン。半屋外に席が設けられ、島の空気を十分に楽しみながら、のんびりと食事をすることができます。

料理は丸ノ内ホテルのシェフが監修し、島のお母さんたちが手作りしています。イチオシは、挽肉と豊島の野菜がたっぷり入った、ちょっとスパイシーで優しい味わいの「キーマカレーセット」。

出典:

料理は丸ノ内ホテルのシェフが監修し、島のお母さんたちが手作りしています。イチオシは、挽肉と豊島の野菜がたっぷり入った、ちょっとスパイシーで優しい味わいの「キーマカレーセット」。

豊島information

現代アートの聖地 「直島」

大小27もの島々が連なる直島町の中心に位置する「直島」は、“現代アートの聖地”として国内外によく知られています。

島内には「瀬戸内国際芸術祭」の作品群の他に、「ベネッセアートサイト直島」の個性ある美術館群、アートと建築のプロジェクトから誕生したアート施設や作品群もあります。島内を巡れば、瀬戸内の自然景観を楽しみながら、多くの現代建築と現代アート作品に触れることができます。
直島の玄関口にある、海の駅「なおしま」。2010年にプリッカー賞を受賞した「妹島和世+西沢立衛/SANAA」によって設計されました。ガラスと鉄骨からなる平屋の空間は、瀬戸内の風土とよく溶け込んだ開放的で軽やかな空間です。

出典:

直島の玄関口にある、海の駅「なおしま」。2010年にプリッカー賞を受賞した「妹島和世+西沢立衛/SANAA」によって設計されました。ガラスと鉄骨からなる平屋の空間は、瀬戸内の風土とよく溶け込んだ開放的で軽やかな空間です。

直島の芸術祭作品

「直島」で出迎えるのは、港そばに設置された、草間彌生の「赤かぼちゃ」。

出典:

「直島」で出迎えるのは、港そばに設置された、草間彌生の「赤かぼちゃ」。

でも「直島」を代表するのは、やっぱりこっち。
瀬戸内海を背景にした黄色の「かぼちゃ」。港から徒歩で約40分の場所にあります。

出典:

でも「直島」を代表するのは、やっぱりこっち。
瀬戸内海を背景にした黄色の「かぼちゃ」。港から徒歩で約40分の場所にあります。

直島の古民家を再生「家プロジェクト」

瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:

家プロジェクトは直島・本村地区において展開するアートプロジェクトです。「角屋」(1998年)に始まったこのプロジェクトは、現在、「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の7軒が公開されています。点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものをアーティストが作品化しています。地域に点在する作品は、現在も生活が営まれている本村を散策しながら鑑賞することになります。その過程では、場所の持つ時間の重なりやそこに暮らす人々の営みを感じることでしょう。生活圏の中で繰り広げられる来島者と住民との出会いにより、さまざまなエピソードを生み出しているのもこのプロジェクトの特徴です。都市と地方、若者とお年寄り、住む人と訪れる人とが交流していく中で生まれる新たなコミュニティの在り方を提起する契機になったこの有機的な取り組みは、日々変化しながら進化を続けています。

出典:

「家プロジェクト」の作品は、古い町並みを歩きながら巡りましょう。
この作品は大竹伸朗の「はいしゃ」舌上夢/ボッコン覗。シュールな空間は元歯科医院兼住居だった建物。

出典:

「家プロジェクト」の作品は、古い町並みを歩きながら巡りましょう。
この作品は大竹伸朗の「はいしゃ」舌上夢/ボッコン覗。シュールな空間は元歯科医院兼住居だった建物。

これも直島名物となった作品。大竹伸朗の“直島銭湯「I♥湯」”。
直島銭湯は入浴ができます。入浴してアートに浸りましょう。

出典:

これも直島名物となった作品。大竹伸朗の“直島銭湯「I♥湯」”。
直島銭湯は入浴ができます。入浴してアートに浸りましょう。

「護王神社」も家プロジェクトの一つ。
江戸期からの神社を杉本博司が自ら設計して改築しました。光学ガラスで作られた階段は、地下(石室)と地上(本殿)を繋いで一つの世界を形成しています。

出典:

「護王神社」も家プロジェクトの一つ。
江戸期からの神社を杉本博司が自ら設計して改築しました。光学ガラスで作られた階段は、地下(石室)と地上(本殿)を繋いで一つの世界を形成しています。

自然光が降り注ぐ「地中美術館」

瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:

地中美術館は「自然と人間を考える場所」として、2004年に設立されました。瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設され、館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。地下でありながら自然光が降り注ぎ、一日を通して、また四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わります。アーティストと建築家とが互いに構想をぶつけ合いながらつくり上げたこの美術館は、建物全体が巨大なサイトスペシフィック・ワークといえるでしょう。

出典:

地中美術館の魅力は、地下空間に降り注ぐ自然光が生み出す陰影の表情。
太陽光は、四季折々、時刻、天候によって異なるため、何度訪れても新たな発見や感動があります。

出典:

地中美術館の魅力は、地下空間に降り注ぐ自然光が生み出す陰影の表情。
太陽光は、四季折々、時刻、天候によって異なるため、何度訪れても新たな発見や感動があります。

展示作品のクロード・モネの「睡蓮」を模した池。この池は美術館付近にあります。絵画の世界に引き込まれるような素敵な風景もぜひ鑑賞しましょう。

出典:

展示作品のクロード・モネの「睡蓮」を模した池。この池は美術館付近にあります。絵画の世界に引き込まれるような素敵な風景もぜひ鑑賞しましょう。

「和CAFE ぐぅ」

「家プロジェクト」の集まる本村地区にある「和CAFE ぐぅ」は、「香川大学直島地域活性化プロジェクト」の一環で運営されているカフェ。大学生たちが協働して、地場の産物を使ったご飯を提供しています。

出典:

「家プロジェクト」の集まる本村地区にある「和CAFE ぐぅ」は、「香川大学直島地域活性化プロジェクト」の一環で運営されているカフェ。大学生たちが協働して、地場の産物を使ったご飯を提供しています。

「ぐぅ」自慢のお昼ご飯は、讃岐いりこの出汁が効いた「ぐぅのいりこご飯」。いりこ飯は讃岐の郷土食。好みで出汁をかけて頂きます。

出典:

「ぐぅ」自慢のお昼ご飯は、讃岐いりこの出汁が効いた「ぐぅのいりこご飯」。いりこ飯は讃岐の郷土食。好みで出汁をかけて頂きます。

山本うどん店

本場の讃岐うどんを食べるのなら「山本うどん店」へ。

出典:

本場の讃岐うどんを食べるのなら「山本うどん店」へ。

機械を使わずに打たれるうどんは、見事なコシと艶。

出典:

機械を使わずに打たれるうどんは、見事なコシと艶。

直島information

紹介した「家プロジェクト」「地中美術館」の他に、直島には「ベネッセハウスミュージアム」や「李禹煥美術館」や「ANDO MUSEUM」等、アート施設が充実しています。また現代アートと一体となった宿泊施設「ベネッセハウス」もあり、海を見渡せば瀬戸内海の絶景も眺められます。折角訪れるのなら、余裕のある旅程を組みましょう。

坂道が創り出す、のどやかな情景 「男木島」

山地がその面積の大部分を占める「男木島(おぎしま)」では、民家は港付近に密集して斜面に建ち並んでいます。港と家々を結ぶ細い小道や坂道は、迷路のように入り組み、小島ならではの独特の景観を生み出しています。その景観こそが男木島の魅力です。

訪れれば、細く連なる石段と民家、瓦屋根越しに広がる瀬戸内海等など、どこか心懐かしさを覚えるようなのどやかな景色と出会うことができます。
男木島のフェリーターミナルがある男木港と島の斜面に連なる民家。

出典:

男木島のフェリーターミナルがある男木港と島の斜面に連なる民家。

入り組むように立ち並ぶ民家の瓦屋根ごしに見えるのは、心和む瀬戸内の穏やかな海。

出典:

入り組むように立ち並ぶ民家の瓦屋根ごしに見えるのは、心和む瀬戸内の穏やかな海。

細い坂道や石段が、縦横無尽に通っています。坂や石段の途中で休んで、海を眺めてその景色を楽しみましょう。

出典:

細い坂道や石段が、縦横無尽に通っています。坂や石段の途中で休んで、海を眺めてその景色を楽しみましょう。

男木島の芸術祭作品

ジャウメ・プレンサの作品「男木島の魂」は、島の案内所である「男木交流館」。様々な言語の文字が組み合わされたガラス屋根は、世界の多様性を表しています。

出典:

ジャウメ・プレンサの作品「男木島の魂」は、島の案内所である「男木交流館」。様々な言語の文字が組み合わされたガラス屋根は、世界の多様性を表しています。

文字は太陽光を受けて地面や海面、壁面に様々に影を落とし、豊かな表情を作ります。夜間になると内部から外部に向かって光が投射され、幻想的な光景が広がります。

出典:

文字は太陽光を受けて地面や海面、壁面に様々に影を落とし、豊かな表情を作ります。夜間になると内部から外部に向かって光が投射され、幻想的な光景が広がります。

山口啓介の「歩く方舟」も、直島のかぼちゃ同様にシンボリックな作品。
今にも海に渡って行きそうで、ついつい見入ってしまう不思議な魅力があります。

出典:

山口啓介の「歩く方舟」も、直島のかぼちゃ同様にシンボリックな作品。
今にも海に渡って行きそうで、ついつい見入ってしまう不思議な魅力があります。

男木島灯台

男木港から島のちょうど反対側には、日本に2つしかない石造りの「男木島灯台」があります。

出典:

男木港から島のちょうど反対側には、日本に2つしかない石造りの「男木島灯台」があります。

総御影石造りの見目麗しいこの灯台は、映画『喜びも悲しみも幾年月』の舞台としてよく知られ、日本の灯台50選にも選ばれています。

出典:

総御影石造りの見目麗しいこの灯台は、映画『喜びも悲しみも幾年月』の舞台としてよく知られ、日本の灯台50選にも選ばれています。

猫島とも知られる男木島

男木島は猫島としても知られた島です。島を巡り歩けば、アチラコチラで自由で気ままな猫ちゃんたちと出会えます。

出典:

男木島は猫島としても知られた島です。島を巡り歩けば、アチラコチラで自由で気ままな猫ちゃんたちと出会えます。

のんびりとした猫と男木島の風景は、実に平和。都会の喧騒を忘れるならぜひこの島に。

出典:

のんびりとした猫と男木島の風景は、実に平和。都会の喧騒を忘れるならぜひこの島に。

オンバカフェ

「オンバ」とは手押し車のこと。細い坂道や石段が多い島の暮らしには、欠かせない生活用具です。「オンバカフェ」はオンバファクトリー内にある、古民家を改装したカフェです。

出典:

「オンバ」とは手押し車のこと。細い坂道や石段が多い島の暮らしには、欠かせない生活用具です。「オンバカフェ」はオンバファクトリー内にある、古民家を改装したカフェです。

手作りのスウィーツと飲み物でほっこりとした一時を。

出典:

手作りのスウィーツと飲み物でほっこりとした一時を。

男木島information

石垣と鬼伝説のある島 「女木島」

男木島から南に約1kmに位置する「女木島」。「女木島」の観光スポットは、鬼ヶ島伝説が残る洞窟や「快水浴場百選」に選ばれている白浜の海水浴場、女木港から女木島灯台へと続く約3,000本もの桜並木。
瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:

女木島を訪れると目にするのは、防風用石垣の景観。この石垣を「オオテ」と呼んでいます。「オオテ」はこの島を特徴づける景観です。

出典:

女木島を訪れると目にするのは、防風用石垣の景観。この石垣を「オオテ」と呼んでいます。「オオテ」はこの島を特徴づける景観です。

鬼ヶ島大洞窟

女木島の中央には「鬼ヶ島大洞窟」があります。

出典:

女木島の中央には「鬼ヶ島大洞窟」があります。

女木島は「鬼ヶ島」とも呼ばれ、古くから親しまれてきた島。緑豊かな山道を登って行きます。

出典:

女木島は「鬼ヶ島」とも呼ばれ、古くから親しまれてきた島。緑豊かな山道を登って行きます。

鬼が住んでいたとされる洞窟は実に巨大。入り組んだ洞窟内は夏でも涼しく、各所に鬼の人形が展示されています。
この洞窟は大正時代に発見され、昭和初期に公開されました。

出典:

鬼が住んでいたとされる洞窟は実に巨大。入り組んだ洞窟内は夏でも涼しく、各所に鬼の人形が展示されています。
この洞窟は大正時代に発見され、昭和初期に公開されました。

鷲ヶ峰展望台

「鬼ヶ島大洞窟」から遊歩道を上ると、瀬戸内海の多島美を満喫できる「鷲ヶ峰展望台(わしがみねてんぼうだい)」に。

出典:

「鬼ヶ島大洞窟」から遊歩道を上ると、瀬戸内海の多島美を満喫できる「鷲ヶ峰展望台(わしがみねてんぼうだい)」に。

桜の名所である鷲ヶ峰展望台からは、男木島や直島、小豆島など、瀬戸内海の島々も眺められます。

出典:

桜の名所である鷲ヶ峰展望台からは、男木島や直島、小豆島など、瀬戸内海の島々も眺められます。

女木島の芸術祭作品

港に並ぶカモメは約300羽は木村崇人の「カモメの駐車場」。
風が吹くと一斉に向きをかえるカモメたち。穏やかな港の景色に溶け込んだ作品です。

出典:

港に並ぶカモメは約300羽は木村崇人の「カモメの駐車場」。
風が吹くと一斉に向きをかえるカモメたち。穏やかな港の景色に溶け込んだ作品です。

杉浦康益の「段々の風」。積み重なるのは、陶器製のブロック。女木島の集落と海の風景に溶け込むように設置されています。

出典:

杉浦康益の「段々の風」。積み重なるのは、陶器製のブロック。女木島の集落と海の風景に溶け込むように設置されています。

愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチームによる「MEGI HOUSE」。 
ここは大学の活動拠点兼、表現の場。美術展覧会やコンサートが開催されています。

出典:

愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチームによる「MEGI HOUSE」。
ここは大学の活動拠点兼、表現の場。美術展覧会やコンサートが開催されています。

レストラン イアラ女木島

レアンドロ・エルリッヒの「不在の存在」。
改装した民家には“体験型の作品”が展示されています。庭もその一つ。誰もいないはずなのに音や足跡が現れます。この民家には図書室とカフェが併設されています。

出典:

レアンドロ・エルリッヒの「不在の存在」。
改装した民家には“体験型の作品”が展示されています。庭もその一つ。誰もいないはずなのに音や足跡が現れます。この民家には図書室とカフェが併設されています。

作品を眺めながら頂くランチも良いものです。
画像は「瀬戸内海魚介のパエリア」。新鮮な魚介がたっぷり入っていてボリューム満点です。

出典:

作品を眺めながら頂くランチも良いものです。
画像は「瀬戸内海魚介のパエリア」。新鮮な魚介がたっぷり入っていてボリューム満点です。

女木島information

島巡りinformation

交通アクセス

瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:

高松港・宇野港へ
瀬戸内国際芸術祭の舞台は、本州と四国に挟まれた瀬戸内海の「備讃瀬戸(びさんせと)」と呼ばれる地域。そのうち、直島・豊島・小豆島へは高松港(香川県)と宇野港(岡山県)から、女木島・男木島・大島へは高松港からアクセスできます。

出典:

香川県の島情報

【画像は香川県三豊市の「紫雲出山」から望む瀬戸内の島々】

出典:

【画像は香川県三豊市の「紫雲出山」から望む瀬戸内の島々】

観光スポットと観光マップ

瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:

おわりに

瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:


「瀬戸内国際芸術祭」がきっかけとなり、瀬戸内海の島々には多くの現代アートや現代建築が生まれました。島々は、国内在住者ばかりでなく、遠く海外からも多くの外国人を引き寄せています。

その魅力は単に作品そのものにあるのではなく、島固有の人々の暮らしを含めた風景と作品が重なり合う情景にあります。訪れれば、その情景に心動かされ、新たな発見や感動、活力や癒やしを得るのでしょう。
瀬戸内アートと絶景と。瀬戸内の島々を巡る旅はいかが?

出典:

瀬戸内海の島と一口にいっても、島それぞれに風土に培われてきた歴史や文化があります。島固有の文化や景色に触れえるように、島巡りをするのなら、ぜひゆったりとした旅程を組んで下さい。

そして島を訪れたのなら、作品の設置場所を目指して巡るのではなく、島を巡り歩くことによって、アート作品と出会って下さい。きっとあなたの記憶にずっと残る、素敵な感動を得るはずです。
行ったことある?気になる直島の見どころまとめました♪

香川県の北、瀬戸内海に浮かぶ「直島」は、島がまるごとアートスペースになっています。世界中から注目を集めるオシャレアートな「直島」の魅力とは?

まずは一番訪れやすい「直島」に行ってみない?こちらでは、直島内に点在している《銭湯やフェリー乗り場など》のアート作品を詳しくご紹介しています。是非、島旅行の参考にしてみてくださいね♪
Amorpropioアプリをダウンロード

アプリ限定!
12星座占いなどお楽しみ記事が読めます

お買いものも
Amorpropioアプリで◎

Amorpropioアプリ

もっと便利に楽しく
心地よい暮らしつくるライフスタイル情報を、毎日お届けします

icons- amorpropio.info Googl Play- amorpropio.info