映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

予定のない休日や、起きる時間を気にしなくていいお休み前の夜。「家で映画でも見ようかな」そんな時、せっかくなら作品をさらに楽しむための飲み物を用意してみませんか? 自分のためだけに使う、ぜいたくな時間にこそ見てほしい心にしみる映画と、映画の世界観にぴったり合うカクテルのペアリングをご紹介します。 2018年06月07日作成

カテゴリ:
アート・カルチャー
キーワード:
映画
お酒
  • ブログで紹介
    HTMLコードをコピーしてブログに貼り付けて下さい。
お気に入り数:
370

映画のお供にカクテルはいかが?

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

今日はゆっくりしたい。現実世界を少しの間忘れたい。感動したい。

家で映画を観たくなるきっかけは、人によってさまざま。せっかく時間をたっぷり使って映画を観るなら、作品をより楽しむためのカクテルを用意してみませんか?
ちょうど良い量のお酒は心をふわっとほどいて、感受性をより高めてくれるかもしれません。

心にじわっと沁みる、切なくも温かい気持ちになる映画とカクテルのペアリングを、4つご紹介します。

【洋画】『LEON(レオン)』×ホット・ブランデー・ミルク

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

少女と殺し屋の間に芽生える“凶暴な純愛”

舞台はニューヨーク。
依頼を確実に遂行し、誰ともつるまない殺し屋レオン(ジャン・レノ)と、家族を亡くした少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)の心の交流を描いた映画です。

マチルダの望みは、自分の家族を惨殺した犯人を殺して復讐すること。「自分に人を殺す方法を教えてほしい。その代わり、学のないレオンに対して読み書きや計算を教える」そんな少女の破天荒な頼みから、2人の奇妙な共同生活が始まります。
映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

レオンの不器用な優しさに少しずつ惹かれていくマチルダ。親子ほど年の離れたマチルダからまっすぐ向けられる愛情に、とまどうレオン。
お互いが心を開いていく様子はどこかいびつで、子供同士の初恋を見ているような、むずがゆい気持ちになります。そんな2人が向かっていく、復讐の結末とは。
『トランスポーター』『グラン・ブルー』で知られるリュック・ベッソン監督の、最高傑作とも謳われる名画です。

少しさみしい気持ちになる、ホット・ブランデー・ミルク

※画像はイメージです

※画像はイメージです

レオンが好きな飲み物であるミルクと絡め、牛乳を使った『ホット・ブランデー・ミルク』をお供にしてはいかがでしょう。
作り方は簡単で、温めた牛乳とブランデーを混ぜるだけ。低脂肪牛乳は避けてください。
お好みでシナモンパウダーを振ると、この映画の醸し出す雰囲気に近いスパイシーな味わいに変わります。

枯れ木のような深い香りが温かいミルクに溶け込み、懐かしいけれど遠い、どこかさみしい気持ちを呼び起こすカクテルです。レオンがこれまで抱えてきた孤独、マチルダによって少しずつ埋められていくさみしさ、暴力的に純度の高い2人の愛情。いろいろな感情に重ね合わせるようにして、飲んでみてください。

【邦画】『ジョゼと虎と魚たち』×ブルーハワイ

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

好きだから変わりたいと思った。好きなのに、変われなかった

大学生男子「恒夫(妻夫木総)」と、足が不自由な少女「ジョゼ(池脇千鶴)」が出会い、互いを唯一だと思うまでに好きになり、そして一つの結末を迎えるまでの物語です。

ある日恒夫が遭遇した、老婆の押す乳母車に乗った少女。足が不自由なその少女は生まれてから一度も歩いたことがなく、崩れそうな一軒家で祖母と2人きりで暮らしています。
恒夫は、ジョゼと名乗るその少女が持つ独特な雰囲気と、ジョゼが作るごはんの美味しさに魅了され、ことあるごとに彼女の家へと足を運ぶようになります。最初は煙たがり、荒々しい言葉で恒夫をあしらうジョゼでしたが、恒夫の明るさと素直さに少しずつ心を開くようになり……。
映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

この映画は、ジョゼの持つハンディキャップに焦点を当てるでもなく、恋愛の情熱的な部分を大きく描くわけでもありません。弱さとずるさと甘え。どんな恋愛にも必ず潜む影を、静かに映しています。
恒夫はジョゼを心から大切にしたいと思っているし、ジョゼにとって恒夫は″唯一″。恋をするならこの2つがあれば充分なはずなのに、恋を続けるにはそれだけだとうまくいかない。

恋をして傷ついたことがある人、好きな人にもう会えない人、目の前の好きな相手を大切にしたい人。恋愛で悩むすべての人に、そっと寄り添ってくれる作品です。

グラスをのぞけば、海の底のようなブルーハワイ

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

出典:

ジョゼには2つの夢があります。それは「好きな男ができたら、一緒に、世界で一番怖いものを見る」。それと「生きた魚を見る」こと。
恒夫と出会い、この2つの夢を叶えることができたジョゼ。魚が出てくるのは映画の中ではわずかですが、その時間があまりに印象的なので、ぜひそのシーンをイメージしたブルーハワイを一緒に飲んでみてほしいです。
ラムとパイナップルジュース、レモンジュースとブルーキュラソーを混ぜ合わせればできあがり。本当はシェイカーがあると良いのですが、ない場合はマドラーでよく混ぜてくださいね。
ジョゼの夢を写した、海の底みたいな色をしたカクテルです。

【洋画】『プラダを着た悪魔』×アイリッシュコーヒー

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

仕事で得る高揚感を思い出させてくれる110分

「観ると明るくなれる仕事映画」「女性にオススメの仕事映画」としてとても有名な本作。
ジャーナリストになる夢を持つ主人公のアンディ(アン・ハサウェイ)が、世界的なファッション誌の編集長であるミランダ(メリル・ストリープ)の下でアシスタントとして働き、その仕事ぶりを認められるべく奮闘するサクセスストーリー。

敏腕編集長のミランダはファッション業界のトップに君臨し、業界中の憧れを集める反面、冷徹・傲慢・辛辣な性格で周囲から恐れられている女性。彼女の下で働き始めるアンディも、初日からファッションセンスのなさを笑われ、名前すら覚えてもらえず、無能呼ばわりされるという散々な“洗礼”を受けます。
映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

こわい上司×努力家の主人公、という組み合わせでよくあるのが、上司に一泡吹かせて主人公が大活躍するという勧善懲悪的な展開ですが、この映画はそういった話にはなりません。アンディはとにかく、認めてもらうために努力し、自分に足りないものが何か考え、ミランダに貢献しようとします。
本来興味のない分野でも、将来の自分の夢に繋がるから…と懸命に頑張るアンディの成長の先に待っているものとは。最後まで見逃せない110分となっています。

シーンによって味が変わる、大人のコーヒー

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

出典:

主人公のアンディが、出勤前に駆け込むコーヒースタンド。まだお荷物の新人時代、使いっ走りにさせられる手元にはいくつものスターバックス。
この映画の中では、仕事モードにスイッチを入れるためのアイテムとして、コーヒーが何度か登場します。軽快なテーマ曲に合わせて、ぜひこのコーヒー風味のカクテルを飲みはじめてください。
ホットコーヒーに砂糖とアイリッシュウイスキーを少量加え、最後にもったりするくらいに泡立てた生クリームを上に乗せれば完成です。
『プラダを着た悪魔』は単なるサクセスストーリーで終わらないのが面白いところ。場面が変わるたび、様々な感情が見る者の心を揺さぶります。アイリッシュウイスキーも、複数の味わいが混ざる単純な味ではないカクテルです。
ゆっくり飲みつつ、コーヒーの苦み、砂糖の甘さ、ウイスキーの芳醇な香り…映画の場面によって変わるかもしれない、舌に残る味わいも楽しんでください。

【邦画】『いま、会いにゆきます』×モヒート

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

優しすぎて苦しくなる恋愛映画

妻を病気で亡くし、幼い息子と2人で暮らしている巧(中村獅童)の前に、死んだはずの妻・澪(竹内結子)が記憶をなくした状態で現れて――物語は、そんなところから始まります。
死ぬ前に「雨の季節になったら戻ってくる」と言い遺した澪の言葉を信じ、梅雨入りを心待ちにしていた親子。言葉の通りに現れた澪に2人は喜びますが、それは梅雨の季節が終わるまでの、期間限定の奇跡でした。
映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

記憶をなくした澪は、もう一度巧を好きになりたいと言います。過去をなぞるように恋をしていく2人の様子を見守る中で、夫婦、恋人、家族…いろいろな愛の形を考えさせられる映画です。互いが互いを想う気持ちはあまりに優しくて、見ていて苦しくなるほど。クライマックスのひまわり畑のシーンは、きっと涙なしには見られないでしょう。
梅雨の終わりに、夏の始まりに。一度見ると、夏のにおいがするたび何度だって見たくなるような中毒性を持っています。

2人が再会した雨の森を彷彿とさせるモヒート

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

この映画と一緒に飲んでほしいカクテルはモヒート。透明な炭酸水に沈むミントと、表面に浮かぶ葉についた水滴は、澪と巧たちが再会する森の中にどこか似ています。爽やかでシュワッと甘い味わいも、夏の始まりを描いたこの映画にぴったりです。

作り方は、冷やしたグラスにたっぷりのミントの葉を入れ、マドラーでつぶします。香りが立ったら氷を入れ、ライムを絞り、ホワイトラムを注ぎ入れてからよくかき混ぜてください。最後に炭酸水を注ぎ入れて、表面にミントの葉を飾れば完成です。

今度の休みは、お酒を片手に映画にひたろう

映画の世界に浸ろう。心にしみる、シネマとカクテルのペアリング4選

いかがでしたか?紹介したカクテルに使うお酒が自宅にない、という方も多いかもしれませんが、今回紹介したリキュール・スピリッツは100ml程度のミニチュアボトルも販売されています。ぜひ、気軽に試してみてくださいね。

ここで紹介した映画は、どれも心にしみる話ばかり。世界観をイメージしたカクテルと一緒に、より深く映画に引き込まれる体験をしてみてはいかがでしょう。

関連する情報

Amorpropioアプリをダウンロード

アプリ限定!
12星座占いなどお楽しみ記事が読めます

お買いものも
Amorpropioアプリで◎

Amorpropioアプリ

もっと便利に楽しく
心地よい暮らしつくるライフスタイル情報を、毎日お届けします

icons- amorpropio.info Googl Play- amorpropio.info