お気に入りを探してみない?『THINK OF THINGS』で見つけたユニークな革小物たち

お気に入りを探してみない?『THINK OF THINGS』で見つけたユニークな革小物たち

東京・千駄ヶ谷に構える、老舗文具・オフィス家具メーカー「コクヨ」のショップ&カフェ『THINK OF THINGS』。コクヨが得意とする文房具・家具をはじめ、食器・雑貨といったアイテムも販売しています。あるのは昔懐かしのデザインや、一風変わった個性が光る商品ばかり。ここにオープンした期間限定ショップ『WHOSE LEATHER』で見つけた、数々のユニークな革製品を紹介します。 2018年05月16日作成

カテゴリ:
アート・カルチャー
キーワード:
雑貨
レザー
革小物
おしゃれ
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革で出来た、色が変わるブローチ?

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ダイアモンドとルビーの形をした、なめらかな手触りのブローチ。掌のくぼみにぽってりと落ち着く重みがかわいく、つるつるの表面をずっと撫でていたい気持ちになります。
実はこのブローチ、革で出来ているんです。表面を磨くほど、革の内側から色味がにじみ出てくる…という特殊な工法で作られた“アドバンレザー“が使われていて、使い込むほど夕焼けのようなオレンジ色や群青色に変化していくそう。
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ブローチのコンセプトは「プレゼント」。年月をかけてゆっくり染まっていく革を見ては、贈ってくれた相手に想いを馳せる…そんなロマンチックなストーリーが込められたこのブローチには『THINKING ABOUT YOU』という名前がついています。

期間限定ショップ『WHOSE LEATHER』で販売されているのは、こんな風にちょっと変わったストーリーを持つ革製品ばかりです。

『WHOSE LEATHER』(フーズ レザー)とは

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文具・オフィス家具メーカーである「コクヨ」によるショップ&カフェ『THINK OF THINGS』の1階、入口そばの一角に、大小さまざまな革小物が並んでいます。ここが『WHOSE LEATHER』。
老舗タンナー(製革企業)の「株式会社山陽」とクリエイティブエージェンシー「POOL」による、革の可能性を高めることを目的としたプロジェクト『WHOSE LEATHER』が開いた期間限定のショップインショップです。
『WHOSE LEATHER』プロジェクトの記念すべき第一弾のコラボ相手は「コクヨ」。今回販売されている製品は、すべてコクヨのクリエイター達がデザインしたものです。

仕掛け人の3名が語る「革」の魅力

今回は、株式会社山陽の塩田和也さん、クリエイティブエージェンシーPOOL.inc.の宮内賢治さん、コクヨの鹿野喜司さんに『WHOSE LEATHER』への想いを語ってもらいました。

作り手の要望に応え続ける山陽の歴史から生まれた『WHOSE LEATHER』

(左/株式会社山陽・塩田和也さん 中央/POOL inc.・宮内賢治さん 右/コクヨ・鹿野喜司さん)

(左/株式会社山陽・塩田和也さん 中央/POOL inc.・宮内賢治さん 右/コクヨ・鹿野喜司さん)

「もともと『WHOSE LEATHER』は、山陽さんのブランディングを僕たちが始めたところから生まれたプロジェクトなんです」と話すのは、クリエイティブエージェンシーPOOLの宮内さん。

100年以上の歴史をもつ製革企業の山陽が、創業以来続けてきたのは「作り手の要望に応えた革を作る」ということ。目の前の革だけを見るのではなく、その革を使う人・企業を大切にしながら革を作り続けてきた姿勢から『WHOSE LEATHER(だれの革?)』の名前が生まれたそうです。
これは「どういう人が使う革なのか」という視点から新しい革づくりを試していくというビジョンが込められたものでした。
「(宮内さん)革の可能性を高めていくには、作り手側からのアイディアが必要なんですよね。無茶を言ってくれるパートナーが欲しかった。それが、今回のコクヨさんでした(笑)」
「(鹿野さん)コクヨは、文具と家具に対して紙や鉄を扱うことは得意としていますが、これまで革を題材として商品を作ることはあまりありませんでした。僕たちにとっても初めての試みで、すごく面白かったです」

「(宮内さん)革の可能性を高めていくには、作り手側からのアイディアが必要なんですよね。無茶を言ってくれるパートナーが欲しかった。それが、今回のコクヨさんでした(笑)」
「(鹿野さん)コクヨは、文具と家具に対して紙や鉄を扱うことは得意としていますが、これまで革を題材として商品を作ることはあまりありませんでした。僕たちにとっても初めての試みで、すごく面白かったです」

コクヨとのコラボだからこそできた「Thinker(考える人)」という今回のテーマ

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今回、ショップインショップという形でプロジェクト第一弾を行えたのは偶然の積み重ねだったと宮内さんは言います。

「別件で仕事をしていたコクヨさんに『WHOSE LEATHER』の話をしたところ、誰の革なのか、誰のための革なのかを考えるというビジョンに共感してくれたんです。この“考える”という部分が私たちと『THINK OF THINGS』さんとの共通項でした。」

『WHOSE LEATHER』は「メーカーとユーザーのことを考える」プロジェクト。そしてコクヨの『THINK OF THINGS』は、新しいライフスタイルやその中でのプロダクトのあり方、ものづくりのプロセスまで…様々なことを考える場です。
「考える」というキーワードで結びついた彼らが、今回のものづくりのテーマに選んだのが「Thinker(考える人)」でした。
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コクヨのデザイナーとして、今回革でできたハンモックの設計も担当した鹿野さんは「Thinker」に2つの意味を込めたと言います。

「『考える人』のために、どんなプロダクトが革で作れるか…ただ『考えるために使う物』だと発想が簡単になってしまうので、Thinkerには『考えさせる』という意味も含めることにしました。『THINK OF THINGS』も、生活・仕事の双方に刺激と発見をもたらす道具に対して、共に考えていくことがコンセプトのショップなんですよね。

『WHOSE LEATHR』では今まで見たことのないものを手に取ることで、自分の価値観が転換したり、あるいは見つめ直したり。色々なことを考えるタイミングを提供できるプロダクトを作れると良いなと思って、デザインを進めました」

「経年劣化」ではなく「経年美化」。だから、革は面白い

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山陽に就職して以来、20年以上革と向き合い続けている塩田さん。そんな塩田さんに革の魅力をうかがうと「経年美化」という聞きなれない言葉が出てきました。

「よく、長いこと使われたものを表すときに経年劣化という言葉を使いますよね。でも革はちがって、使い込むほどに味が出ます。色が深くなったりなめらかな肌触りになったり…年月が革を育てていくことを、経年美化と呼ぶんです。」

革はもともと生き物の一部。乱暴に扱えばその分荒れてしまいますが、「汚れたら拭く」「ときどきクリームで磨く」といったことを忘れなければ、かけた手間に応えてくれるように良いものへと変化していく。
塩田さんの優しい声からは、革への愛情がにじみ出ていました。

いろいろな革があることを知ってほしい

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訪れた人が革製品に触れることで、革の可能性の高さを知ってもらえたら嬉しい…そんな想いが込められた『WHOSE LEATHER』。

革は、作るものに合わせていろいろとワガママが言える素材。薄く削れば布のように何かをくるむこともできるし、加工によって見た目や質感にも大きく変化をつけることができます。ここに並ぶ商品を見れば、革が持つ表現の幅広さにきっと驚くことでしょう。

Think,Leather,Stationery。3つの視点から生まれた、なじみ深いのに斬新な小物たち

今回販売されている革製品は6種類。『Thinker(考える人)』をテーマに生み出されたユニークな製品の数々を、少しのぞいてみましょう。
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大きな紙に単語やフレーズが所狭しと書き込まれたクリエイティブシート。
「今回のテーマであるThink、山陽さんのLeather、そしてコクヨが得意とするStationery。それぞれから連想されるイメージや言葉を書いていって、こことここを組み合わせたら面白いものができるんじゃないか?と考えながらアイディアを深めていきました」とコクヨのクリエイターである藤谷さんが話してくれました。
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Thinkの文字から伸びる線の先には「ものと人の関係を考える」や「時の流れを考えさせる」「アイディアを出す」などの言葉が並んでいます。
どんな人が使う革なのかを作り手側が「考える」のはもちろん、「この製品を通じていろいろなことを考えてほしい、感じ取ってほしい」といった、製品を手に取る人に対する想いも伝わってきました。

たまごを握って、転がして。思考のお供になるペーパーウェイト『Eureka!』

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Leatherから連想された言葉のひとつ『経年変化』。日頃たくさん触るものの方が、より経年変化するだろうという発想から、このペーパーウェイトは生まれました。

革が引きつって変なしわができないように工夫されていて、型に合わせて2枚の革が貼り合わされています。それでも触り心地がとてもなめらかなのは、つなぎ目を丹念にこすってフラットにしているから。普段は机の上に置いていても、ふとした時につい手を伸ばしてしまう…そんな、ずっと触れていたくなる手触りです。

「重さにもこだわりました」という卵型の中には真鍮が入っていて、握りこむと不思議な存在感があります。やわらかな革でできたカーブを手の中でなぞりながら考え事をしていれば、タイトル通り『Eureka!(発見した!)』と、いつの間にか素敵なアイディアが浮かんでくるかもしれません。

『NO THINK DAY』革の変化で時の流れを感じる、ぜいたくな腕時計

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すべてが革でできたこの時計には、文字盤も針もありません。タイトルは『NO THINK DAY』。
分刻み、秒刻みの感覚を忘れてもらい、革の色や肌触りがだんだんと変わっていくことから時間のゆるやかな変化を感じ取ってもらいたい…という思いから出来上がった製品です。

どんな人にこの時計を使ってほしいですか?と藤谷さんにうかがうと「普段忙しさに追われている人」との答えが返ってきました。「休日くらいはこの時計を付けて、いわゆる時間の概念を忘れてもらえればなぁと思います」

『THINKER’S HAMMOK』優しくつつまれながら考えよう

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このハンモックには「座って考えるタイプ」と「寝て考えるタイプ」の2種類があります。

寝て考えるハンモックは丸々1頭分の牛革が使われていて、寝転がると包み込まれるような安心感を得られるそうです。この感覚は、ロープや布でできたハンモックとはまた違う特別なもの。表面にはいくつもの細かいステッチが入り、かけた体重が分散するように工夫されています。

寝転ぶ体に合わせて革が伸びフィットする柔軟性と、切れない丈夫さ。この2つを両立させるため、革の厚みとステッチにはかなり苦労したそうです。薄すぎても厚すぎても理想とは離れてしまい、何度も試作を繰り返した結果たどり着いた「2mm」の厚さは、もたれかかる体を優しく受け止めてくれます。

何に使う?どこで使う?革は考えるきっかけを与えてくれる

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ここで紹介した以外にも、今回販売されるものは『革の小さなペン(IDEAMAN)』『革の百万円封筒(MILLIONAIRE THINKING)』といった、他では手に取れないユニークな商品たち。
革の百万円封筒なんてどうやって使おう?革のペンはいつ使おう?使い道を考える楽しさが詰まった革小物は、使い始める前から私達にワクワクした気持ちを与えてくれます。

おまけ:『考える人になった記念』にもらえる、本革シール

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期間中『WHOSE LEATHER』で商品を買うともらえる、革で出来たシール。中央に入っている来店日の日付は「考える人になった日」の記念日でもあります。
日ごとに色が深まっていく革の様子を眺めながら、自分自身の思考も深くなっていることを確認する…なんておしゃれな使い方をしてみては?手帳やPCなど、身の回りのものに貼るのがオススメです。

あなたもThinkerになってみては?

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多彩な革の魅力を教えてくれる『WHOSE LEATHER』。今回ここで販売される商品はすべて試作段階の商品なので、それぞれの品数は10~20点と限りがあります。ここでしか手に入らない革小物をぜひ手に取って、あなただけの革を育ててみませんか?
※展示期間は5/22(火)まで。
『THINK OF THINGS』アクセス
・場所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-62-1/JR原宿駅から徒歩3分
・営業時間:午前10時~午後8時
(撮影:川原﨑宣喜)
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