「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

心の内に「もやもや」や「ふわふわ」、「冷たくて硬いもの」といった何かを感じるけれど、それが何なのかよくわからない…ということはありませんか?頭や心で考えるより先に、自分の体が感じとっている「何か」。でもその原因は、明確に言語化できる事ばかりではありませんよね。気分がふわふわしたり、お腹がちくっと硬くなったり。そんな「からだの声」に、そっと寄り添っていくセルフメンテナンス術が「フォーカシング」です。冷静さを保ちながら、自分自身に優しくなるために…今回はそんな「フォーカシング」の技法をご紹介します。 2018年05月22日作成

カテゴリ:
ライフスタイル
キーワード:
健康
心理学
ストレス
ストレスマネジメント
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「ふわふわ」「もやもや」「ぎゅっ」…「からだの声」を聴く方法

「胸がもやもや」「お腹がぎゅっと緊張して硬い」「でも、それが何かうまく説明できない」……そんな「からだの声」を感じたことはありませんか?

感じていても、「忙しいからそれどころじゃない」と、そのまま無視してしまう事も多いかもしれませんね。

出典:

「胸がもやもや」「お腹がぎゅっと緊張して硬い」「でも、それが何かうまく説明できない」……そんな「からだの声」を感じたことはありませんか?

感じていても、「忙しいからそれどころじゃない」と、そのまま無視してしまう事も多いかもしれませんね。

「からだの声」は、頭で「~が原因だろう」と知的にそれを分析しただけでは、消え去ることはありません。無視すればするほど、気になってしまうことも……。

どのみち気になるならば、この際30分ほど時間をとって、「からだが知っていること」に静かに耳を傾けてみませんか?

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「からだの声」は、頭で「~が原因だろう」と知的にそれを分析しただけでは、消え去ることはありません。無視すればするほど、気になってしまうことも……。

どのみち気になるならば、この際30分ほど時間をとって、「からだが知っていること」に静かに耳を傾けてみませんか?

「からだの声」と仲良くなる技法「フォーカシング」

「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

出典:

アメリカの心理学者ユージン・T・ジェンドリンは、このような「からだの声」を聴き、寄り添う技法として「フォーカシング」を提唱しました。

自分を悩ませる「問題」やそこからくる「負の感覚」に呑み込まれ、圧倒されてしまう前に、それらの感覚を肩からそっと降ろしてじっくり見つめるための技法です。

【準備】:「時間と場所」を確保し、静かに座る

気が散らないような「場所」と「時間」を確保し、まずはくつろいだ服装で、静かに椅子に座ります。時間は10~15分もあれば大丈夫。長くても30分程度です。

リラックスしすぎたり、日課に気を取られたりしないよう、いつも座る椅子とは違う椅子に座ってみるのもおすすめです。

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気が散らないような「場所」と「時間」を確保し、まずはくつろいだ服装で、静かに椅子に座ります。時間は10~15分もあれば大丈夫。長くても30分程度です。

リラックスしすぎたり、日課に気を取られたりしないよう、いつも座る椅子とは違う椅子に座ってみるのもおすすめです。

Photo by Breather on Unsplash

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もし自分の感じていることに「聴き手」がほしい時は、あなたの話をただ黙って聴きながら、肯定的に受け取ってくれるような人を選んで。

自分でも自己批判的にならないようにしましょう。

1.「からだの声」を感じとり、自分から少し離して「置く」

Photo by Giulia Bertelli on Unsplash

出典:

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お腹と胸のあたりに意識を集中させ、自分の「内側にあるもの」を感じ取ります。手を添えると落ち着く人はそうしてもいいかもしれません。

どんな感じでしょうか。何かが熱く渦巻いているかもしれませんし、冷たく硬いかもしれません。ごわごわ、あるいはとげとげしているかもしれません。あるがまま「からだの声」をとらえてみて。
「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

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「からだの声」を、心理療法のフォーカシングでは「フェルトセンス」と呼びます。
フェルトセンスを感じとれたら、その中に入り込まず、いったん自分から離して空間の中に「置く」イメージを持ってください。

置いたら、そこにある「フェルトセンス」に軽く挨拶を。
Photo by Nathan Fertig on Unsplash

出典:

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感じとれる「フェルトセンス」は、1つだけではないかもしれません。

部屋の中にあるものを俯瞰するように、「重く硬い感じと、ちくちく感があって……」と、全体の感じをつかんでみます。

2.「フェルトセンス」を感じてみる

「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

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その中で「今一番焦点を当てたいもの」を1つ選びます。

選んだら、「その隣に座る」イメージを。
しばらくそばにいて、じっとその「フェルトセンス」からくる感じを受け取ります。
少しだけさわってみたり、なでてみるイメージをもってもいいですね。

でも、そこから受ける感じに圧倒されてしまいそうだったら、距離をおいて、冷静に落ち着いていられるところまで下がりましょう。

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少しだけさわってみたり、なでてみるイメージをもってもいいですね。

でも、そこから受ける感じに圧倒されてしまいそうだったら、距離をおいて、冷静に落ち着いていられるところまで下がりましょう。

3.ぴったりくる「言葉やイメージ」を探してみる

「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

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この「フェルトセンス」は、どんな感じでしょうか。「ごわごわ」しているでしょうか、それとも「ふわふわ」?「ちくちく」?「もやもや」?それとも「がちっ」と硬い感じかもしれませんね。

ぴったりくる言葉を探してみましょう。
Photo by Joanna Kosinska on Unsplash

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絵に描いてみるのもいいかもしれません。落書きのようなものでいいのです。

こうしたぴったりくる「言葉やイメージ」を、フォーカシングでは「取っ手(ハンドル)」と呼びます。

4.「からだの声」と「見つけた言葉」を共鳴させる

「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

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ぴったりくる「言葉やイメージ」……つまり「取っ手」が見つかったら、もう1度「フェルトセンス」からくる感じとその「取っ手」を響き合わせます。

「フェルトセンス」は変化するかもしれませんが、変化に身をまかせて。

5.「話す」のではなく、「尋ねる」

Photo by William Montout on Unsplash

出典:

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私たちの頭の中は、おしゃべりでいっぱい。

自分の感じている事に『大した事でもないのに、そんなに動揺して』とお説教したり、理想と違う感じ方をしている自分に『私はひどい人間だ』と厳しい評価を下したり……。

いつもこの調子では、「自分」に対して「友好的」とは言えません。
Photo by henri meilhac on Unsplash

出典:

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『きっとこの無力感は、さっき会った人が威圧的な父親or上司に似ているからだ』などと、自分なりの分析をしていることも。

このような自動的に流れてくる頭の中のおしゃべりは流れるままに任せ、自分が「話す」のではなく、「フェルトセンス」に向かって『どう感じているの?』と「尋ねて」みて。
「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

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「自動的なおしゃべり」が反射的に答えてしまうかもしれませんが、人と話している時のように、答えが返ってくるまでは声を遮らないように気をつけて。

「フェルトセンス」の奥底から、そっと戻ってくる「答え」を、ゆったりと30秒ほど待ちましょう。
Photo by Larm Rmah on Unsplash

出典:

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フェルトセンスを上手く引き出す、5つの「尋ね方」
1.「今の私は、どんな気持ちでいるんだろう?」
2.「今一番つらいものは何?」
3.「この感じの中に何がある?」
4.「この問題をそんなに~にするものは何?」
5.「『取っ手』をとらえてみると、全体的にどんなふうに感じる?」

6.「一緒に過ごす」

「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

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例えば尋ねに対して戻ってきた答えが「怖い」という言葉だったなら、その「怖さ」の感じにとどまって、「怖さ」とただ一緒に過ごします。

『その「怖い」という感じは何? どんな怖さ?』と重ねて尋ねても◎。
Photo by cellier S on Unsplash

出典:

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静かに尋ね、「体の声」に耳を傾けるうち、『怒っていると思っていたけど、本当は悲しかったんだ』等、「気づき」が生まれるかもしれません。

最初は不快に感じられた「フェルトセンス」と一緒にいることで、不思議と心安らいでいる自分に気づくこともあるかもしれませんね。

注意すること

「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

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「フォーカシング」でとりあげる「フェルトセンス」は、睡眠不足や体の病気などの「肉体的な原因」からくるものとは違い、「心配ごとや問題」に遭った時に現れる「からだの感覚」です。
「からだの声」を聴く方法って?自分と最高の親友になれる「フォーカシング」技法

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「肉体的な原因」……たとえばもし「睡眠不足」がイライラの原因なら、「フォーカシング」をするよりも「30分寝る」方がもちろん効果的なので、そこは区別を。

「自分」を自分の「一番の友だち」に

Photo by SnapbyThree MY on Unsplash

出典:

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フォーカシングは、「からだの声」に耳を傾け、ほどよい距離を置きつつ、切り捨てることなく寄り添い、そこに自然と生じる「気づき」や「変化」を、ただ静かに見守る技法です。

自分を「変える」のではなく、自然と「変わる」のを、そっと尋ね・待ち・共に居ることで促します。
Photo by Roman Kraft on Unsplash

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自分の「からだの声」と仲良くなることで、「一生のつきあいとなる、一番の友だち」として、「自分」に寄り添っていけたら素敵ですね。
※この記事は、こちらを参照して書かせていただきました。
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