○3種類の時計
【ウォールクロック】
ヤコブセンの時計の特徴として一番にあげられるのが、ステンレスのケースとの一体型で作られた文字盤です。
文字盤はステンレスケースの曲面に直接印刷しているため、独特の立体感と上質感が感じられます。
【ウォッチ】
そしてそのクロックをダウンサイジングして毎日身に着けられるようにしたのが【ウォッチ】コレクションです。
ケースと一体になっている文字盤や、美しい形状のフォルムは、忠実に「縮小」されたデザイン。
視認性の高い文字盤とすっきりとしたデザイン。実用性高く美しいウォッチとして、オンオフ問わず大切に使いたくなります。
【テーブルクロック】
さらに、アルネヤコブセンが初期時代にデザインしたテーブルクロックを忠実に再現し、現代社会に蘇らせた【テーブルクロック】があります。
戦争の影響により、わずかな期間の販売となったヤコブセンの「幻の作品」とも言われるテーブルクロックを忠実に再現して生まれ変わったのがこちらの【テーブルクロック】コレクション。
現代社会になじみやすいように機能も充実。
LEDライト、ムーブメントセンサー、スヌーズ機能が搭載されているんです。
○デザイン
ウォールコレクションとウォッチコレクションには歴史のある、基本の4デザイン「Bankers」「Roman」「Cityhall」「Station」があります。
Bankers
アルネヤコブセンのデザインの最高傑作「デンマーク国立銀行」。この建物を設計した際にトータルデザインとして手掛けられたのが、こちらの【Bankers】の時計。
細長いインデックスは12個のブロックが組み合わされたもの。時間が絶え間なく流れていくのを表現しているよう。文字盤の中心の赤い色がモノトーンデザインのポイント。ぎゅっと濃縮された美しいデザインに、引き込まれます。
Roman
デンマーク第二の都市オーフス。そこの市庁舎を設計した際に作られたのが、とってもエレガンスな【Roman】の時計です。
ヤコブセンの完璧主義のこだわりが見られるこちらの建物。灰皿やドアノブ、家具・照明などあらゆるものがヤコブセンが手掛けたもの。
Cityhall
直線的な建物と、自然の色の美しさ。そのコントラストが素晴らしい「ルードブレ市庁舎」。
そのデザインを手がけた際に作られたのが、男性的な雰囲気ながらも繊細さも感じられる、【City Hall】。
Station
1943年にデンマークの鉄道に採用された【Station】。
一目で時間を認識できるシンプルな時計はデンマークだけでなく世界中で知られる時計になりました。
LK
ヤコブセンがデンマーク最大手の電気機器製造会社「Lauritz Knudsen(ラウリッツ クヌーセン)」のために初めて作った【LK】。
柔らかい雰囲気をもつこのLK。さりげなくリビングに置いて、そのデザインを眺めるだけで、豊かな時間が過ごせそうですね。
おわりに
いかがでしたか?
アルネヤコブセンの家具などはとても高価で手が出ないという方でも、手に取りやすいのが時計のコレクション。
眺めているだけで、素敵な時間を過ごせそうなこの時計。記念日やギフトにもおすすめですよ。
アルネヤコブセンが建築物を設計しているときに手がけたといわれているウォールクロック。それを完璧に再現したのが【ウォールクロック】コレクション。