播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

今や国内のみならず海外でも高い評価を受けるtamaki niimeのアイテム。兵庫県の北播磨地方で継承されてきた「播州織」に新たな息吹を吹き込んだ作家の玉木 新雌(たまき・にいめ)さん。歴史にとらわれすぎない自由な発想は、播州織りの新たな可能性を見出し豊かなものづくりへと繋がっています。 2018年06月12日作成

カテゴリ:
ファッション
キーワード:
ストール
テキスタイル
織物
播州織
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身に纏う体だけではなく、心までがフワッと解き放たれる。

それを叶えてくれるのは、丹念なものづくりがあってこそ生まれた珠玉の作品の数々。

日常にスッと溶け込み「あぁ、明日も明後日も着けたい」という気持ちにさせてくれる。

現代を生きる女性は時間に追われがち、だからこそtamaki niimeの作品がそっと寄り添ってくれる安心感ったらない。

歴史ある播州織(ばんしゅうおり)を柔軟に扱い、「今」のカタチへ。

伝統と独自のセンスそして未来への想いが落とし込まれた、日本が誇るべき唯一無二の世界観がここにはある。

播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

播州織作家 玉木 新雌(たまき・にいめ)の誕生

福井県勝山市で生まれ育った玉木さん。
衣類と化粧品販売を家業とするご両親の元、仕入れ先に付いて行き自分のものを選ぶことがとても楽しみでした。
幼少期からすでに洋服が好きで、将来は服を作る仕事がしたいという夢を持つようになります。

播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

地元の高校を卒業後、兵庫の大学へ進学し服飾を専門的な観点から学びます。
「大学で学術的なことを学んだので、さらにコアな製作技術を身に付けるために専門学校へ進学しました。学内のファッションショーに作品を出品するような機会もありました」
専門学校では、パターンやブランディングという実践的なスキルアップを重ね、その頃から自分のブランドを展開したいという想いをあたためていたそうです。
播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

今のスタイルを確立するまで

学生生活を終え、商社へ就職した玉木さんはパタンナーとして働くようになります。
その頃に現代のデザインにおいて必須ともいえるCAD(キャド)を習得するなどし、2年が経過した2004年に退職。
そうして、tamaki niimeの立ち上げとなるのです。
播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

玉木さんは、理想とする織物を探し求めて日本中の産地を見て回りました。
「地元の福井県勝山市も織物業は盛んですが、化学繊維を導入していることなどから自分の作りたいものはかけ離れていると感じ断念しました」
故郷へ帰ることはなく、自分のものづくりに最適な場所を探し求めて辿り着いたのが兵庫県西脇市だったのです。
その土地に根付く播州織(ばんしゅうおり)に惚れ込み、玉木さんが一番好きな素材であるコットンを使用した織物であることも決めての要因のひとつでもあったのですが、なにより糸を先染めするという手法に将来性を見出したのです。
播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

播州織は、200年以上もの歴史ある地場産業であることは周知されていますがその魅力は先染めによる柔軟性だとも捉えられます。
染めた縦糸と横糸が織り上げていくことによる重なりは多彩であり、時には予期せぬ風合いを生み出す。
そのことが、後に玉木 新雌さんの代表作となるショールの誕生にも繋がるのです。
播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

立ち上げ当初は、大阪を拠点としてデザインなどをこなし販売。
実際に「織る」という工程は西脇の職人に依頼をして完成させていたといいます。
「そんな中、西脇市から播州織産業の復興のため同市に直営店を出さないかというお話しをいただき出店することになりました」
早々に直営店で自身が手掛ける商品を販売員を立たせて販売するも、苦戦を強いられました。
「そこで、実際の動向を生で見てみたいと思い、私自身が現場に滞在して3か月間お店に立ってみたんです。売れ行きもですが、この体験がより良いものづくりが出来るという気付きをくれました」


播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

現地に身を置くことで、お世話になっていた織職人の西角さんとの距離もぐっと縮まり、生地の開発に良い影響があると分かったのです。
作業自体の時短もそうですが、なにより生地の織りはじめから立ち会えるので細やかにお願いが出来ることで、もっとおもしろいもの作りが可能だと確信しました。
播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

そうして移住を決意し、伝統ある地場産業の世界へと入っていったのです。
そうして西角さんにお願いしていた織るという重要な行程も、自ら機械の前に立つようになります。
老齢化がすすむ業界で、昔から現場で奮闘する人を頼ることをやめて技術を教わり糸を染める工程も全てこなすようになります。
当初は、プライドを持ってその品質を守り続けている地域だからこそ関わっていく難しさもあったのだとか。
奮闘するうちに玉木さんの想いと丁寧な姿勢が通じ、廃業したから機械を譲ってくれるようになるなど理解者も増え、玉木さんにとって西脇が第二の故郷になっていったのです。

播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

tamaki niimeの織物

tamaki niimeの商品ラインナップは、今や衣類全般まで幅広く展開しています。
どんな時も、玉木さんはリラックスした気持ちで取り組んできました。
先にも触れたショールは、あまりにもやわらかい生地が完成しシャツに縫製することが困難でした。
そこで、ひらめいたのがどんな使い方も出来る巻物として提案するということ。
そう、あのフワフワで肌が喜ぶ質感のショールは自然な流れで誕生したのです。
播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

なんといっても、糸をわざとムラが出るように染める工程は玉木さんならでは。
通常は均一に染めるところをそうすることで、生地の見え方、表情が豊かになるのだとか。
糸が仕上がり、織機で生地になったものを洗って、天日干し、最終仕上げ、販売までを自社のShop & Labで丁寧に行います。
今では、コットンの栽培もしているというのだから喝采を送りたくなります。
現在のメイドインジャパンが減りつつある状況に、明るい希望として自社で採れた種を農家さんにお裾分けして収穫されたコットンを買い取るというシステムも作ったのです。
播州織に吹き込まれる新たな魅力。「tamaki niime」の世界

まさに気鋭のアーティストで代表である玉木さんが手掛ける作品は、日本人に評価されるだけではなく次第に海外にも広まっていきました。
それもまさにご縁の連続。
海外在住の日本人が海外に持ち帰り好評だったり、日本で買い物をした外国人が自国で身に付けて噂になるなど、そのデザイン性と品質の高さがそうさせたのです。

また、ショールにはじまり衣類全般から子供服まで揃うようになったのは、日本に根付く贈り物文化も理由あるのだとか。
「せっかくなら納得出来るものを贈りたいし、姪っ子に可愛い洋服を着てもらいたい!」
あとは、自分もスタッフも欲しいと思えるものを全身でコーディネートしたいという気持ちでコツコツと歩んできた成果なのです。

tamaki niime推薦アイテムたち

くつなか

「なんで靴の中で履くのに靴下と呼ぶのだろう?」
という素朴な疑問から誕生した、その名も「くつなか」。
自社で染めた糸を使用したもので、ひとつずつニュアンスが異なる一点もの。
カラーバリエーションも豊富なので、コレクションにして気分によって履き分けるのもあり!

「なんで靴の中で履くのに靴下と呼ぶのだろう?」
という素朴な疑問から誕生した、その名も「くつなか」。
自社で染めた糸を使用したもので、ひとつずつニュアンスが異なる一点もの。
カラーバリエーションも豊富なので、コレクションにして気分によって履き分けるのもあり!

4C maru t HALF SLEEVES

4C maru t HALF SLEEVESの「4」は、4色という意味合い。
丸みを帯びた肩のラインが、やわらかいシルエットを作ってくれる。
肌触りの良さはいわずもがな、これからの暑い季節のお供にも◎

4C maru t HALF SLEEVESの「4」は、4色という意味合い。
丸みを帯びた肩のラインが、やわらかいシルエットを作ってくれる。
肌触りの良さはいわずもがな、これからの暑い季節のお供にも◎

目を引く赤もtamaki niimeらしい色の取り合わせで。
パンツでもスカートでも好相性、どこへだって一緒に行きたくなる。

目を引く赤もtamaki niimeらしい色の取り合わせで。
パンツでもスカートでも好相性、どこへだって一緒に行きたくなる。

fuwa-T LONG

ふわっと上手に風を取りこみ、軽やかな着心地はストレスフリー。
さりげないライン模様がポイント。
スポッと身に着けやすく、小さくまとめて旅のお供にも最適。

ふわっと上手に風を取りこみ、軽やかな着心地はストレスフリー。
さりげないライン模様がポイント。
スポッと身に着けやすく、小さくまとめて旅のお供にも最適。

パンツやレギンスとのレイヤードスタイルを楽しめる一着。
やわらかな生地は自由度が高いので、袖をクルクルと丸めるなど自分なりのアレンジで着こなしてみて!

パンツやレギンスとのレイヤードスタイルを楽しめる一着。
やわらかな生地は自由度が高いので、袖をクルクルと丸めるなど自分なりのアレンジで着こなしてみて!

まきまき

好きなように巻いて履けるスカートは、身体のラインを美しく演出してくれる。
調整可能な腰のリボンは、デザイン的にもポイントに。

好きなように巻いて履けるスカートは、身体のラインを美しく演出してくれる。
調整可能な腰のリボンは、デザイン的にもポイントに。

明るいピンク色のボトムは、女性らしさを満開にしてくれる。
足元遊びもし易い、しっかりとした丈感。
夏は素足にサンダルの合わせは涼しげで、尚よし!

明るいピンク色のボトムは、女性らしさを満開にしてくれる。
足元遊びもし易い、しっかりとした丈感。
夏は素足にサンダルの合わせは涼しげで、尚よし!

tamaki niime denim シリーズ

「デニムは、窮屈で好きじゃなかった」という玉木さんがデニムを製作したらこうなりました。
こんなにも開放感のあるデニムは、かつて存在しただろうかというほどにソフトタッチ。
ボリューミーでかわいいシルエットは、毎日履きたくなるワークパンツ間違いなし!

「デニムは、窮屈で好きじゃなかった」という玉木さんがデニムを製作したらこうなりました。
こんなにも開放感のあるデニムは、かつて存在しただろうかというほどにソフトタッチ。
ボリューミーでかわいいシルエットは、毎日履きたくなるワークパンツ間違いなし!

フロントは、ポケットを逆さまに装着したというデザインも独特。
夏はシンプルにカットソーとのコーディネートが、おすすめ。

フロントは、ポケットを逆さまに装着したというデザインも独特。
夏はシンプルにカットソーとのコーディネートが、おすすめ。

ブルマ

膝下丈のデニムパンツ。
コロンとしたフォルムが愛らしく、お尻周りもゆるりとカバーしてくれるので見せたくなる後ろ姿に。

膝下丈のデニムパンツ。
コロンとしたフォルムが愛らしく、お尻周りもゆるりとカバーしてくれるので見せたくなる後ろ姿に。

tamaki niimeのある暮らしを体感してみて

日本を代表するアーティストtamaki niimeの作品の魅力をたっぷりとお伝えしました。
玉木さんは、常に新しい発想で喜びを運んでくれる存在。
例えば、訪れる人が西脇の自然の中でゆっくりと過ごせるようにと2年前に移転した直営店には、食事やお茶をしながら寛げるスペースを設けたり、代表作のショールは「暦シリーズ」というものを発案し、毎月どんな色合いでリリースされるのかというワクワクをくれています。
「新雌」というアーティスト名の通り、女性が活躍する新しい時代と共に進化し続ける頼もしい存在で、その作品を通して彼女の生き方や信念に励まされている人が多くいることも事実です。
「さぁ、これを着けて今日もがんばろう!」
そんな気持ちにさせてくれるtamaki niime、ぜひその世界をあなたの目でも覗いてみて下さい。
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