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【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ vol.7-アーティスト ショコラさん【前編】

「素敵なあの人は、なんでおしゃれなんだろう?」――この疑問をご本人にぶつけて、おしゃれのあれこれを聞く連載の第7回目。今回はアーティストのショコラさんにお話を伺いました。 前編では、ショコラさんのおしゃれに目覚めたきっかけや、定番アイテムについて伺っています。絶妙なミックススタイルが素敵なショコラさんの「あれこれ」をどうぞ。 (2018年01月29日作成)

写真:松木宏祐 ヘアメイク:草場妙子文:Amorpropio編集部

【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ vol.7-アーティスト ショコラさん【前編】

ミュージシャン、モデル、アクセサリーデザイナーと幅広く才能を発揮しているショコラさん。ベリーショートヘアで様々な服を着こなす姿は、思わず目に留まる存在感があります。
「かわいい」だけじゃないショコラさんのおしゃれは、どのように育まれたのでしょうか。

無意識で触れていた“おしゃれ”

【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ vol.7-アーティスト ショコラさん【前編】

「4歳から双子の妹と一緒にモデルをやっていたので、かっこいい服を着せてもらったり、和服や、お化粧など色々なことをさせてもらっていました。その頃はよくオーディションも受けていて、会場ではたくさんのおしゃれなお姉さんモデルも見ていました。当時は特に意識していなかったけど、潜在的に刺激を受けていたんだと思います。」

双子の妹、heaco(ヒーコ)さんと一緒に幼少期からモデルとして活躍していたショコラさん。幼少からの環境が、知らず知らずのうちにおしゃれの感性に影響していたといいます。
それから、自発的におしゃれに触れたのは中学3年生の頃のこと。

「自分で『mc Sister』『Olive』『CUTiE』『PeeWee』など雑誌を読むようになってからは、今と同じシンプルなテイストが好きになりました。当時はフレンチカジュアルが流行っていたと思います。ベレー帽だったり、黒いタートルニット、ショートパンツ、タイツ、ショートブーツや、モノトーンのコーディネートが好きでした。今も気がつくとそういう格好になっていることがあるから、そこがわたしの基礎になっているのだと思います。」

その頃のおしゃれを象徴するアイテムは、ベレー帽。

「雑誌で見てかわいい!と思ってかぶってみたら似合ったので、それから本当にたくさん愛用しました。昔の写真にいっぱいベレー帽姿で映っています。」
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「90年代にベレー帽を被りすぎたんでしょうね。2000年代にはちょっと飽きてしまい、新鮮味がなくなってしばらく被らなくなりましたが、最近の90年代ブームでまたいいなあと思ってきました。(笑)時代は巡るのね、と。あらためて、おしゃれに見えるアイテムだと思っています。」

今日のベレー帽は当時のものではないそうですが、“バスクベレー”というアンナ・カリーナやピカソが被っていた伝統的なもの。

「ミュージシャンの友達に譲ってもらったんです。ちょっと大きくて、平らな感じが気にいっています。」

雑誌の世界に憧れていたショコラさんは、雑誌で紹介されている映画も観るようになりました。

「高校に入ったら昔のゴダールなどの映画もなんだかおしゃれ、と思って観るようになりました。『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグや、ジム・ジャームッシュの映画に出ていたウィノナ・ライダーが、かわいくてかっこいいと思っていました。」

この頃のファッション雑誌は、ショコラさんにとってバイブルのような存在。
ファッション雑誌に出てるモデルや世界観に心から憧れていたそうです。

「パリが憧れで、本当にパリジェンヌになりたいと思っていました。実は未だに行ったことは無いのですが(笑)外の世界のすべてが憧れで、キラキラと輝いて見えました。当時は早く大人になりたいと思っていましたね。」

変わらず好きなもの

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主に雑誌「Olive」に影響を受け、その頃から好きなものはほぼ変わらないと言うショコラさん。
10代の頃から、好きな服のテイストが変わらないのでしょうか?

「そうですね。でも、実は昔からブラック・ミュージックが好きなので、Bガールのファンキーな格好からも刺激を受けているんです。今もビヨンセの妹のソランジュが大好きで、彼女のInstagramもチェックしています。」

ソランジュのことを、「存在そのものがアート!」と熱く語ります。

「そんな感じで音楽も聴きつつファッションもチェックして、ティンバーランドの靴もかっこいいな、と思ったりして。そういうBガールなテイストを自分流にポイントで取り入れるのが今も昔も好きなのかな、と思います。若いうちはジャラジャラとアクセサリーをつけるのも好きだったので、それもBガールの影響なのかもしれません。」
双子の妹
ショコラさんと小さい頃から一緒にモデルとして活躍していた、双子の妹のheaco(ヒーコ)さん。
容姿もそっくりな妹さんと、おしゃれについて影響しあったり、共有することはあったのでしょうか?
【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ vol.7-アーティスト ショコラさん【前編】

「10代の頃は影響もしあっていました。実家にいたころは洋服が2倍あるという感覚で、貸し借りをよくしていました。時には、勝手に借りて喧嘩になりましたね。(笑)結婚してからはそれが出来なくなったのがちょっと寂しくもあります。今考えると懐かしいです。」

Instagramでは妹さんと一緒に洋服の展示会に行く姿などをアップされています。
今も洋服の趣味は合うのでしょうか?

「不思議なことに、打ち合わせをしていないのに同じような服を着ていたり、違うブランドでも似たような服を買って、同じタイミングで着ていたりすることがあります。片方がお腹が痛くなったら片方も…もみたいなことはないのですが、洋服に関しては結構そういうことがありますね。」
洋服はクローゼットに入る分だけ
実は、“容赦なく洋服を入れ替える”というショコラさん。

「“洋服は処分しただけ入ってくる”と思っているので、クローゼットがギュウギュウになったら手放そうとか、2、3年着なかったらもう着ないと判断してリサイクルショップに持っていったりしています。最近は手持ちの服がベーシックなものが多いから、入れ替えの頻度は減りました。それでも買っちゃうんですけど。」

ずっと好きな洋服のテイストが変わらないのに、洋服の入れ替わりが多いのは少し意外な気がします。
長く着続けているものはありますか?

「考えてみたんですけど、思いつかなくて。意外と無いということに気づきました。ジーンズとかも無いし、好きなものの中で日々更新し続けている感じです。」
好きなおしゃれについて
Instagramでのショコラさんの姿を見ると、オールインワンやジャンパースカートなどの
上下がつながっている服を着ているところをよく見ます。
【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ vol.7-アーティスト ショコラさん【前編】

出典: (@chocolatandakito)

「操り人形みたいとかよく言われるんですけど(笑)そういうのが好きですね。冒険というか、ちょっとスタイルを変えたいと思うこともあるけど結局好きなものに戻っちゃいます。ふと気付くと同じような服を買ってしまいますね。旦那さんにも、“同じようなもの持ってるよね”と言われて、そうだよね、と思うのですがよく見るとちょっと違うんです。(笑)」

定番コーディネート

シカゴ在住のミュージシャンの友人、「Tortoise」のダグさんが着ているアメリカン・ワークスタイルに憧れて始めたというデニムオンデニムのコーディネート。
デニムシャツにデニムのジャンパースカートを合わせたり、デニムのキャップを探していたりする程ハマっているのだそう。

シカゴ在住のミュージシャンの友人、「Tortoise」のダグさんが着ているアメリカン・ワークスタイルに憧れて始めたというデニムオンデニムのコーディネート。
デニムシャツにデニムのジャンパースカートを合わせたり、デニムのキャップを探していたりする程ハマっているのだそう。

ショコラさんの定番アイテムはハイウエストパンツ。
気に入ってるポイントは「ウエストのフリルのかわいさと生地の絶妙な厚さ。しわにならなくて動きやすく、カジュアル過ぎずに使えるところ。」
ビッグサイズのシャツは、パートナーのAkitoさんの為に買ったロンドンのヴィンテージ。

ショコラさんの定番アイテムはハイウエストパンツ。
気に入ってるポイントは「ウエストのフリルのかわいさと生地の絶妙な厚さ。しわにならなくて動きやすく、カジュアル過ぎずに使えるところ。」
ビッグサイズのシャツは、パートナーのAkitoさんの為に買ったロンドンのヴィンテージ。

今日持ってきていただいたものもそうですが、普段からパンツのほうが多いのでしょうか?

「やっぱり好きなんですよね。パンツのほうが楽だし、しっくりきます。スカートも穿くんだけど、ロングが多い。楽だからですね。夏は涼しいし冬は分厚いタイツを履けるので。「着ていて楽」というのがキーワードだったりします。」

「動きやすい」「着ていて楽」など、きちんとおしゃれをしているイメージのあるショコラさんからは少々意外な言葉が出てきました。

「30代を超えてからはとにかく素材にこだわるようになって、楽で動きやすく、しかも着ていて気持ち良い素材や自然素材を求めるようになりました。インターネットでヴィンテージを買うことが多いんですけど、海外のサイトで検索するときに“linen”や“silk”というワードを入れるようになりました。」
【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ vol.7-アーティスト ショコラさん【前編】

古着をネットショッピングで買うのはかなり勇気が要りそうです。

「試着もできないし賭けではあるんですけど、ピンとくるものはあつらえたようにぴったりだったり、意外としっくりくるんですよね。失敗することもあるんですけど、買っているとだんだんわかってきます。サイズ表記もされているので大体の見当はつけるのですが、最近はオーバーサイズのものが気分なのでジャストじゃなくても大体大丈夫です。」

お気に入りのサイトは「Etsy」。デニムシャツも、“over sized”“denim shirts”で検索して、買ったそうです。
古着がお好きなようですが、手持ちの服でどの位の割合を占めているのでしょうか。

「9割くらいヴィンテージだと思います。古着は10代の頃から好きで取り入れてはいたんですけど、その頃はファッション雑誌に載っているブランドや、流行しているものを着なきゃいけないという刷り込みがありました。いつからかそれをやめて、1点物のおもしろさにあらためて気がつき、人と違う格好がしたい、オリジナルでいたいという気持ちが高まりました。」

大人になってから、あらためて気付いた古着の魅力。それからは「古いもの」がショコラさんにとってどんどん身近な存在になっていきます。

「今はネットばかりなんですけど、旅行に行っても古着屋さんを巡ったりするのが日常になりました。やっぱり面白いものが見つかるし、大事にされてきたものを自分が受け継ぐような感慨深さもあります。家具もヴィンテージが好きですし、アクセサリーもヴィンテージボタンで作っていて集めています。」

「これを作った人や使っていた人はどんな人なのか思いをめぐらすのも好き」と言いつつ、身につける上で大事にしているバランスがあります。
【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ vol.7-アーティスト ショコラさん【前編】

「古いものが好きだけど、レトロに着るのは好きじゃないから組み合わせをモダンに自分らしくアレンジしています。アクセサリーもそうなんですけど、レトロすぎないバランスで作ったり着たりするのが好きです。」

古いものを、自分なりに取り入れる。“自分らしさ”を入れるバランスが、おしゃれのポイントかもしれません。
後編ではショコラさんの「おしゃれのバランス」についてさらにお聞きしました。
引き続きお楽しみにしてくださいね。

ショコラ(アーティスト)

幼少期よりモデルとして活躍し、97年に歌手としてデビュー。
2005年、パートナーである片寄明人(Great3)とのユニット「Chocolat & Akito(ショコラ&アキト)」を結成し、音楽活動を行う。
アクセサリーブランド「Corchea(コルチェア)」のデザイナーとしても活躍。ヴィンテージボタンやオリジナルパーツを組み合わせた独自のアクセサリーは、展示販売の初日に完売してしまう程の人気を博している。
後編はこちら >>

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