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【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ
vol.4ファッションデザイナー酒井景都さん【前編】

「素敵なあの人は、なんでおしゃれなんだろう?」――この疑問をご本人にぶつけて、おしゃれのあれこれを聞く連載の第4回目。今回は、雑誌『Olive(オリーブ)』での専属モデルを経て、現在はアパレルブランド『And Curtain Call(アンドカーテンコール)』のデザイナーを務める、酒井景都さんにお話を伺いました。おしゃれとの出会いや、My定番アイテム、最近のおしゃれから、出産を機に変化したおしゃれについてお話を伺いました。(2017年08月04日作成)

写真:松木宏祐 ヘアメイク:伊藤 聡文:Amorpropio編集部

【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ 
vol.4ファッションデザイナー酒井景都さん【前編】

イギリスアンティークショップを営む両親の元に生まれ、自然とアンティークの雑貨や服に触れる機会が多かった幼少期。中学生の時にお母さんの勧めもあってはじめた、雑誌『Olive(オリーブ)』でモデルデビューして以来、様々な雑誌でモデルを務められました。大学在学中に『Made in COLKINIKHA(コルキニカ)』を立ち上げ、以降様々なブランドのデザイナーやディレクターとしてもマルチに活躍されています。
そんな酒井さんのおしゃれとの出会いやMy定番アイテムについて、陽射しが降り注ぐ素敵なご自宅にお邪魔してお話を伺いました。

おしゃれとの出会い

「母が昔、映画のスタイリストをしていました。環境的に服に触れる機会がたくさんあり、自然な流れでおしゃれに興味を持つようになりました。」
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vol.4ファッションデザイナー酒井景都さん【前編】

日常生活の自然な流れでおしゃれに触れ、興味を持ち始めた幼少期。そんな酒井さんの遊び場は、ご両親が経営するイギリスアンティークショップでした。

「両親のお店ではオリジナルの服も作っていて、母がデザイン画を書いている横で、真似をしてデザイン画を描いたりしていました。」

当時の酒井さんにとってご両親は憧れの存在。いつも観察して、時には真似してみて、幼いながらに今に繋がる感性を磨いていったのですね。
子どもの頃の写真は、既に今の酒井さんを髣髴とさせる可愛らしさ。

子どもの頃の写真は、既に今の酒井さんを髣髴とさせる可愛らしさ。

「当時お友達とよくしていた遊びは、ジェニーちゃんやリカちゃん人形を使ってする着せ替えごっこ。ある日、お母さんから撮影で使った袋いっぱいのアクセサリーをもらってからは、習っていたバレエの衣装ともらったアクセサリーを組み合わせて、自分自身に着せ替えをして遊ぶようになりました。」
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「鏡の前に立って確認をして、一通り眺めて満足したらパジャマに戻る。ということを繰り返ししていました。(笑)」

女の子の大好きな着せ替えごっこ。遊びの感覚で“おしゃれ”を知り、自分にとってしっくりとくるお気に入りを見つけていくことは楽しいですよね。

雑誌『Olive』で出会った素敵な大人たち。

お母さんの勧めもあり、雑誌『Olive(オリーブ)』の専属モデルになった中学生時代。当時の撮影現場では、たくさんの出会いがあったそうです。
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「私が初めて出たOliveでスタイリングをしていただいたのが、スタイリストの大森伃佑子さん。今でも覚えているのですが、コックさんの格好に頭にウェディングベールを纏ったスタイリングでした。言葉で表すのはとても難しいのですが、そういう斬新な発想が中学生の私にはなかったので、〈刺激的で面白いスタイリングだな〉と思っていました。」

モデルの仕事だけでなく、1つの作品を作ることに興味持ち始めたのもこの頃のこと。現場で出会った全ての大人たちから刺激を受け、今の仕事に繋がる最初のきっかけを見つけていったそうです。

「〈みんなで1つの作品を、同じ熱量で作り上げることができる。〉ということが当時の私にとってはとても刺激的で、普段の生活では感じることのできない喜びをOliveの撮影では見つけることができました。」

学校とモデルの仕事の両立は大変ではなかったですか?
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「当時私立の学校に通っていたのですが、そこでは芸能活動が禁止されていました。Oliveの専属モデルに決まったときすごく迷ったのですが、思い切って公立の学校に転校をしました。
〈机の上の勉強だったら私立でも公立でもできるけど、Oliveでの経験はできない〉と思って。実はその時父は出張中で家にいなくて、勝手に母と決めてしまいました。」

酒井さんとお母さんの決断力に驚きです。
受験など、今後の将来を決める決断のタイミングは人生において何度かあるもの。酒井さんにとってその最初の転機が中学生時代に訪れたのですね。

My定番アイテム

シンプルなコーディネートを、華やかに見せてくれるアクセサリー。中でも、酒井さんの定番は『大ぶりのイヤリング』だそうです。
インタビュー時につけているものも、繊細なデザインが素敵でした。こちらは自身のブランド『And Curtain Call(アンドカーテンコール)』のもの。パーツにシャネルの工場が作っている“シャネルパール”を使用し、編みこんだというこだわりが詰まった1点です。

自身のブランドで作るほど好きな大ぶりのイヤリング。そんな酒井さんのMy定番アイテムと、その魅力について教えていただきました。
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vol.4ファッションデザイナー酒井景都さん【前編】

「私にとっての大ぶりのイヤリングをつけることは、アイシャドウの色を足すような感覚ですかね。アクセサリーブランドだと、斬新なデザインが魅力的な『MARNI(マルニ)』や、ヴィンテージパーツを使用している『ST, CAT(エスティーキャット)』。ブランド以外でも、旅先でアンティークのものを見つけては集めてきました。持っているものは個性的なものが多いのですが、意外と普段のおしゃれにも合わせやすいのが魅力です。」

酒井さんの持っている大ぶりのイヤリングは、どれもデザイン性が高く、見ていて楽しい気持ちになれるものばかり。

大ぶりのイヤリングを選ぶ時は、ヴィンテージパーツを使っているものを好んで選んでいるのですか?

「ヴィンテージ品以外にも、ヴィンテージライクな現代の物も好きです。デザインの中に、若干のヴィンテージな雰囲気を感じられるものなどに目がいきます。」

肌なじみがよく、普段のおしゃれにも使いやすい個性的な大ぶりのイヤリング。コーディネートの主役にも脇役にもなってくれそうです。

特別な日に身につけたい、とっておきのMARNI

20代のころから集めているという『MARNI(マルニ)』のアクセサリー。
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独創的で斬新なデザインが魅力的なブランド、MARNI。酒井さんがMARNIのアクセサリーに惹かれるポイントはどこなのでしょう。

「主張があるアクセサリーをつけて、1点豪華にコーディネートするのが好きです。MARNIのアクセサリーを1つ付けるだけで、コーディネート全体を個性的に見せられたり、自分のテンションが上がったりするんです。」

アクセサリーが、自分の気持ちにも変化を与えるんですね。

「ファッションのいいところって、気分を変えてくれるところだと思います。昔は元気がなくなるほど、服を頑張ってコーディネートしている時期がありました。そんな時でもMARNIのアクセサリーを付ければ、気分を変えて、前向きにしてくれる効果がありました。」

MARNIのアクセサリーは、酒井さんにとって欠かすことのできない“とっておきアイテム”。最近ではシンプルなコーディネートの外しアイテムとして使ったり、アップヘアでイヤリングを目立たせて遊んでみたりと、色々な使い方で楽しんでいるそうです。

毎日のおしゃれに欠かせない、アクセサリーたち。

大ぶりのイヤリング以外にも、たくさん集まったアクセサリー。酒井さんの持っているアクセサリーコレクションの一部を覗かせていただきました。
【連載】素敵な人に聞いた「おしゃれ」のあれこれ 
vol.4ファッションデザイナー酒井景都さん【前編】

ボックス内にずらりと並んだアクセサリー。どれも個性的で見ているだけでわくわくできるデザインのものばかり。

「こちらのアクセサリーケースに入っているものは、普段は使っていないアクセサリーです。普段使うものは使いやすいようにお皿に乗せていて、その中から外出する寸前に〈今日はこれ!〉という感じで選んでいます。」

アクセサリーを綺麗に並べて眺める。それだけで満たされるような気持ちは、共感できる人も多いのではないでしょうか。
こちらは、繊細なデザインが素敵な『talkative (トーカティブ)』のリング。シンプルなデザインではありますが、キラキラと肌の上で輝く天然石がとっても素敵でした。

こちらは、繊細なデザインが素敵な『talkative (トーカティブ)』のリング。シンプルなデザインではありますが、キラキラと肌の上で輝く天然石がとっても素敵でした。

お気に入りのものは、肌身離さずつけて自分自身になじませていく。そんな過程がアクセサリーを選ぶ魅力の1つでもありますね。

定番コーデ

休日のお出かけをイメージ。
「産後2ヶ月で体型がまだ戻っていないので、今はゆったりとしたおしゃれを楽しんでいます。」と話してくれた酒井さん。
ヴィンテージの真っ白なブラウスとストローアイテムが夏の日差しによく映えます。

休日のお出かけをイメージ。
「産後2ヶ月で体型がまだ戻っていないので、今はゆったりとしたおしゃれを楽しんでいます。」と話してくれた酒井さん。
ヴィンテージの真っ白なブラウスとストローアイテムが夏の日差しによく映えます。

胸元の流れるようなビジューが印象的なワンピースは『3.1 Phillip Lim (3.1 フィリップ リム)』のもの。
小物には『MARNI(マルニ)』のイヤリングや、ヴィンテージバッグを合わせ、全体をカーキカラーで統一した上品なパーティースタイル。

胸元の流れるようなビジューが印象的なワンピースは『3.1 Phillip Lim (3.1 フィリップ リム)』のもの。
小物には『MARNI(マルニ)』のイヤリングや、ヴィンテージバッグを合わせ、全体をカーキカラーで統一した上品なパーティースタイル。

パールとお花のデザインが素敵な『And Curtain Call(アンドカーテンコール)』のスカート。ちょっと個性的なアイテムを合わせたコーディネートでも、カラーをブラックでまとめることで大人の遊び心が生まれます。耳元のエスニックなイヤリングを揺らして、顔周りをぱっと華やかに。

パールとお花のデザインが素敵な『And Curtain Call(アンドカーテンコール)』のスカート。ちょっと個性的なアイテムを合わせたコーディネートでも、カラーをブラックでまとめることで大人の遊び心が生まれます。耳元のエスニックなイヤリングを揺らして、顔周りをぱっと華やかに。

ナチュラルもエスニックも、自分らしく取り入れることが得意な酒井さん。ガーリーとフェミニンが絶妙に混ざり合うコーディネートは、酒井さんのイメージと相まって柔らかくまとまっています。後編では今のおしゃれの気分や、出産を機に変化したおしゃれ、お子さんとのこれからについて伺いました。どうぞお楽しみに。

酒井景都(ファッションデザイナー)

イギリスアンティークショップを営む両親の元に生まれる。中学生の時に雑誌『Olive』でモデルデビューして以来、ファッション誌などでモデルとして活躍をする。『Made in COLKINIKHA(コルキニカ)』をはじめ、様々なブランドでデザイナーやディレクターを務め、現在はアパレルブランド『And Curtain Call(アンドカーテンコール)』のデザイナーとして活動している。baby & kidsブランド 『tytaar (ティタール)』がスタート予定。
著書には、「Cahier romantique」(MARBLE BOOKS)「Girl in Mode Kate's BOOK」(宝島社)他。
後編はこちら >>

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